こんばんは^^相変わらず低気圧の停滞によって日本全国で雨が多い状況となっています。中部や九州では大きな被害が出ています。早く天候が回復して被害が最小限に留まることを祈ります。
さて、「腎臓を強くする食べ物」ということですが、腎臓は体の要となる臓器です。多くの臓腑や脳は連携しており、肝臓が悪くなれば→胃腸も悪くなるという関連性があります。が、腎臓は全ての臓腑、脳と関連しています。全身の要、司令塔といっても過言ではありません。
何故かというと、大事な役目である
「血液のろ過、不要物の排泄」
「体全体の水分量、ミネラル量の調節」
「活性型ビタミンDの合成、赤血球の生成」
「血圧の調整」
という仕事を担っているからです。
また、漢方では副腎の仕事も腎の役割となっており、副腎の仕事である
「抗ストレスホルモンの分泌」
「血糖値調整ホルモンの分泌」
「免疫や血圧を調整するホルモンの分泌」
など心身の健康維持に重要なホルモンの分泌も含まれます。
これら大事な役割を持っているので、体の中で最重要な臓器と位置づけられています。
腎臓を強くする食べ物
腎臓を強くする食べ物=腎臓の機能を助ける食べ物です。
腎臓の働きを助けることにより、腎臓が強くなります。というかいい状態を保つことができます。
まず1番目にご紹介するのが「鉄とたんぱく質」を多く含むもの。先ほど説明した通り腎臓には赤血球を合成するという働きがあります。食事から鉄とたんぱく質をしっかり摂ることによって腎臓の「鉄を増やせ」という指令を少なくすることができるので腎臓を休ませることができます。
鉄とたんぱく質を多く含む
豆類
肉
魚(赤身)
鉄なべを使って料理する
ほうれん草
などを意識するようにしましょう。
2番目が水分代謝を良好にする食べ物である「豆全般」です。豆類には余計な水分を排出するという働きがあります。これによって、水分調節を担う腎臓の働きを助けます。
3番目が保水力のある食べ物です。あれっさっきと逆なのに腎臓にいいの?という疑問があるかと思いますが、腎臓には「再吸収」という仕事もあります。血液からろ過した原尿からたんぱく質などの栄養を再吸収します。この働きを助けてくれるのが保水力のある食べ物です。山芋やレンコン、トマト、豚肉、ごま、乳製品などが保水力アップに貢献します。
4番目としてあるのが「エネルギー源」となる食べ物です。腎臓及び副腎がその働きを維持するためにはエネルギーも必要になります。このエネルギーとなるのが糖質や脂質、そして抗酸化物です。ジャガイモや山芋、サツマイモなどのイモ類、お米などの糖質をしっかり食べること、そして玉ねぎやらっきょう、青魚(魚にはビタミンDも豊富に含まれてあり腎機能を助けます)、大葉、緑茶、大豆、その他緑黄色野菜などに含まれる抗酸化物質などを摂ることが大事になります。
5番目は「適度な水分摂取」です。これは説明する必要ないと思いますが、水分量が足らないと脱水となり、腎血流量が減少して腎障害の原因になります。よって、適度に水分を摂るようにしましょう(過剰はダメ)。
最後に「仕事を増やさない」ことも大事になります。高血糖、高血圧、高尿酸値、脂質異常症、運動不足、肥満、たんぱく質の過剰摂取、免疫の低下による雑菌の繁殖などは腎臓の仕事を増やしてしまうので機能低下に繋がります。ほとんどが食べ過ぎ(特に塩分の摂りすぎに注意)、飲みすぎが原因となりますので、それらを改善すると共に、全身の機能を低下させるリンを多く含む「加工食品」の摂取を減らすこと、薄味を心がけること、免疫を高める「キノコ類」「食物繊維」を積極的に摂ることなども意識することが大事になります。
その他
過労
睡眠不足
不規則な生活習慣
冷え
多汗
トイレを我慢する
性生活過多
ストレス
運動不足
激しすぎる運動
薬の飲みすぎ(サプリも含む)
薬物中毒
喫煙
アルコールの過飲
風邪などの感染症
なども腎臓に負担をかけるので控えるようにしましょう。
ビタミンDの合成を助ける「日光浴」を適度に行うことも腎臓を助けることに繋がるので、1日15~30分程度を目安に日光浴を行うようにしましょう。
腎機能改善に関しては各種漢方薬による治療も効果的です。
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