top of page
みやわき健康薬局  宮脇 崇

いったいなぜ…?コロナ禍でうつ病が発症する理由

こんばんは^^少し前まで小春日和でしたが、また昨日あたりから寒くなってきましたね。明日は最低気温がマイナス1℃…。気温のジェットコースター、いい加減にして欲しいですね。



さて、今回は「いったいなぜ…?コロナ禍でうつ病が発症する理由」についてご説明していこうと思います。


皆さんどうですか、ここ半年くらい気持ちが晴れない状態が続いていませんか?

晴れない…と感じている方、特に異常ではないですよ。今の状況では気持ちが重く沈んでいる状態になっているのが普通です。


こんなニュースも入ってきています。以下引用

2020年11~12月にかけて保護者3705人、子ども924人を対象に、ストレスについて聞いたところ、小学校4~6年生の15%、中学生の24%、高校生の30%に中等度以上の「うつ症状」が見られた。 高校生の3割にうつ症状 : コロナ禍で子どものストレス深刻化

このように、学校に通っている子供でさえうつ症状を呈していることが明らかになっています。




いったいなぜ、子供にうつ症状が発症するのか?

✅原因と思われるもの

  1. 行動が抑制されている

  2. 親が不機嫌

  3. 新型コロナウイルスに対する恐怖

  4. 社会不安


1.行動が抑制されている

これが最も大きいと思います。友人と遊びに行けない、家族のお出かけが減った、給食の時におかわりできない、会話の禁止など、行動が大幅に抑制されるので必然的に不満及び心身の発散ができなくなるので気持ちが沈んでいきます。


対処法としておすすめのが思いっきり体を動かすこと。人があまりいない海や大きな公園などで太陽の光を浴びながら汗を流することです。運動すること、汗を流すこと、太陽光を浴びることは全てセロトニン分泌を促すので精神を安定させることができます。



2.親が不機嫌

子供と同様に親も行動が抑制されているのでストレスがたまり不機嫌になります。その矛先を子どもに向けるべきではないですが、普通に接しているつもりでも、子供は敏感なのでいつもと違う…と感じ取ってしまいます。


対処法としてはスキンシップ。家族でマッサージなどをしあうなどして触れ合いましょう。スキンシップすることによって愛情ホルモンであるオキシトシンが分泌されるので、ストレスによる摩擦を緩和させることができます。



3.新型コロナウイルスに対する恐怖

これは子供が重症化することがあまりないので、割合としては少ないとは思いますが、それでも「感染=死」というイメージがあるお子さんもいます。


対処法としては親が正しい知識を教えてあげることです。怖い病気だけど重症化する可能性が低いこと、だからといってウイルスを媒介してしまう可能性があるので注意することを教えてあげましょう。



4.社会不安

こちらも割合としては少ないと思いますが、世界的に不安定な状態に陥っていることを感じ取り、それがストレスとなり精神的にダメージを負っている可能性があります。


こちらも正しい知識を教えてあげることが大事になります。ウイルスは必ず弱体化すること、有効なワクチンが開発され接種が始まっていること、抗ウイルス薬もやがてできることなどを教育しましょう。




大人は理由なくうつ症状を発症する

退職させられた、働く場所がない、コロナ禍で賃金が下がった、会社が倒産した、新型コロナに感染した、近親者が感染したなど、ハッキリした理由があり精神的バランスを崩している場合もありますが、大半の方は特に理由もないのに「何となく気持ちが晴れない」という状況になっています。


その理由としてあるのが「蓄積されたストレス」です。


  • 旅行に行けない

  • 外出の機会が減った

  • 外食に行けない

  • 飲みに行けない

  • 遊びに行けない

  • 病院に行きたいけど行けない

  • イベントが全て中止

  • スポーツ関連が全てダメ

  • マスクが嫌だ

  • 暗いニュースばかり

  • コンサートなどのイベントが中止

  • 旦那がテレワークで家にいる

など、日常が変化したことにより、ちょっとしたストレスが常にかかり続けています。2~3か月に1度あった「旅行」や「食事会」などの楽しみがなくなったのが大きいと思います。


人は何か楽しみを持ち、その楽しみ抱きながらストレスに耐えて生きているという傾向があります。「もうちょっとで海外旅行だ。だから今辛くても頑張れる」という感じです。


このような楽しみがない状況なので、何を目標に生きて行ったらいいのか分かりません。えっ、そんな小さなことで?と思うかもしれませんが、かなり大きな要素なので、ぜひストレスを抱えているという方は、逆に2か月に1度くらい「楽しみなイベント」を予定として入れてみてください(コロナの感染を防げるようなもの限定となりますが)。


恐らく人生が変わってくると思います。


  • アウトレットに買い物に行く

  • ステーキあさくまのハンバーグを食べに行く

  • 那須いなか村にキャンプに行く

  • 富士山バギーに乗りに行く

など何でもいいです。ちなみに私は夏休みに静岡県の沼津の海に家族で行くことです(ちょっと先になりますが)。




対策はもう答えを言っちゃってますが、小さな自分なりのイベントを用意することです。

そして毎朝起きた時にそのイベントを考えて楽しい気分になること。朝の心の状態が一日の心の状態を左右します。なので、朝はなるべく楽しいことを考えるようにしましょう。


更に子供のケースでも紹介しましたが、「太陽の光を浴びながら汗を流して運動をする」という方法もかなりの効果があります。理由は先ほど説明した通りになります。



ということで、特に大きな理由がないにもかかわらず気分が晴れない場合は、日々の積み重ねが大事になるので、小さな快イベントを用意すること、朝起きた時にそのイベントのこと、又は好きな歌を聴くなどで気分をアゲることが有効な方法となります。ぜひお役立てくださいませ。















0件のコメント

Kommentare


bottom of page