こんにちは^^朝から雲が多く、そして最高気温が30℃と過ごしやすい感じとなりましたここ鹿嶋地方です。ずっとこれくらいの気温だといいのにな~と思いました。
さて、今回は「こむら返りと足のむくみが「血の不足」と関係ある理由」というお題でブログを書いていこうと思います。
皆さんこむら返りと足のむくみがセットで出ていませんか?
もし出ていたら、「血の不足」が関係しているかもしません。
血が不足すると体は血管を拡張させる
血液中の赤血球が不足すると、運べる酸素の量が減るので、体はそれを改善しようと血管を拡張させ、更に血液中に水分を増やし、更に心臓の鼓動を早くします。そうすると、血液の渋滞が起きやすくなります。渋滞が起こると血管への圧力が増すので、水分が血管外に漏れ出しやすくなり、それがむくみとなり現れます。
なので、動悸とむくみがセットで出ている場合には、体内の赤血球が不足している可能性があるということになります。
更にこむらがえりも血の不足と関係している
こむら返りは
✅ミネラルの過不足
✅筋肉の酷使
✅冷えや寒暖差による血流悪化
✅熱中症、脱水
などによって起こるとされていますが、血の不足により「筋肉に必要な酸素が不足」が原因で発生することもあります。
筋肉も酸素を必要としています。赤血球が不足すると、その酸素が不足してしまうのでこむらがえりや筋肉の痙攣、だるさがでやすくなります。
これらを総合すると
動悸がある
むくみがある
足がつりやすい
体が疲れやすい
がある方は「血の不足」が原因である可能性が高いといえます。
その他、血の不足で出やすい症状
顔色が白くツヤがない
肌や髪が乾燥しがち
爪がもろくて割れやすい
ドライアイで視力低下が気になる
月経の血の色が薄く量が少ない
夢をよく見て熟睡できない
疲れやすく体力がない
食後すぐに眠くなる
少し動くと息切れがする
肌にハリがなくたるむ
これらの症状がある方はほぼ間違いないので血を補うことを意識しましょう。
血を補うにはどうしたらいいのか
休養時間、睡眠時間をたっぷりとる
過剰な運動や労働があれば見直す
胃腸の働きを整える
目を酷使しない(スマホの使用を抑える)
ストレスから遠ざかる
適度な運動をして心身を鍛えよう
バランスの取れた食事を心がけよう
食事では
ベリー類
赤みの肉
赤みの魚
レバー
などと共に
黒豆 アーモンド カシューナッツ 黒ゴマ 松の実 えごまの葉 枝豆 きくらげ 人参 パセリ ほうれん草 松茸 よもぎ レタス 桑の実 プルーン 桃 ライチ 竜眼 赤貝 あさり 穴子 アワビ あんこう イカ うなぎ 牡蠣 かつお 鮭 さば しじみ すずき たこ タラ なまこ にしん はた ひじき ぶり まぐろ マテ貝 合鴨 牛肉 牛レバー 鴨肉 鯨肉 鶏レバー 豚肉 豚足 豚レバー 烏骨鶏の卵 鶏卵なども意識して摂るようにすることをおすすめします。
料理をする時に鉄鍋を使うことや、ポットなどに「鉄子ちゃん」を入れるなどもおすすめです。
更に漢方薬や鉄剤を利用することも
血の不足がひどく症状が激しい場合には、鉄剤や漢方薬などの「薬」を使用することによって改善していく必要があります。食事や生活習慣の改善は大事ですが、すぐに改善させるという作用はないので、症状がひどい場合には薬にて速やかに改善させる必要があるからです。
漢方薬では当帰芍薬散や婦宝当帰膠などの血液の材料になるものや、人参養栄湯や帰脾湯のように、胃腸の働き+血液の材料になるものを含む、胃腸の機能面を重視するもの、更に六味丸や杞菊地黄丸、八味地黄丸などの補腎作用により造血作用を補佐するものや、鹿茸を含むものにより骨髄に働きかけて赤血球の合成を高めるものなど、様々なものが用意されています。漢方療法をご希望の方はぜひみやわき健康薬局にご相談くださいませ。
漢方では単純に血液を補充するという方法だけではなく、「なぜ不足しているのか?」を考えて改善していきます。例えば胃腸の機能が弱いのか、腎臓が弱くエリスロポエチンの分泌が悪いのか、造血機能が弱いのか、男性ホルモンの活性低下、月経血や痔による損失が多いのかなど。
なので、鉄剤だけの補給ではうまくいかない…という場合にはぜひ漢方療法をお試しくださいませ。
今回は以上になります。
症状には原因があります。原因を改善して治すことが大事になります。
ご相談は直接お越しになる以外にも、お電話、メール、LINEなどで対応しております。ぜひお気軽にご利用くださいませ。 TEL 0299-82-6897(お電話の場合はすぐに対応出来ない場合があります。予めご了承くださいませ) mail miyawaki-kenkou@amber.plala.or.jp LINEはホーム→友だち→公式アカウント→「みやわき健康薬局」で検索してメッセージ下さいませ
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