こんばんは^^引き続き夏日が続いていますね。明日はここ鹿嶋でも最高気温が30℃となっています。熱中症に注意しましょう。
さて、「めまいのご相談が激増しています」ということですが、ここ2週間くらい、ずっとめまいでご来店される新規のお客様が続いています。皆さん「この時期が一番つらい」とおっしゃられており、「何とかして欲しい」と深刻な思いでご来店されています。
めまいの多くは耳及び頭部周辺の血流障害で発生しています。
血流障害によって、耳石に問題が発生したり、平衡感覚を司る三半規管や小脳に問題が発生してめまいが発生します。
稀に脳梗塞や脳出血、不整脈、熱中症、頚椎症、ハント症候群、内耳炎などの病気によってもめまいが生じますが、今回はこれら病気ではなく、全身の血流が原因で発生する場合についてご説明します。
頭部への血流がめまいの原因
めまいは耳周辺及び脳に対して健全な血液の循環がなされていれば発生しません。
心身の疲れによって血液が重力に負けて登っていかない
過剰な水分が邪魔して頭部に血流が循環しにくい状態になっている
血液や水分などの材料が不足していて循環しにくい
緊張やストレスによって頭部が過剰に充血している
加齢による水分保持力の低下+全身の気力低下
などが主な原因となり頭部への血液循環に問題が発生します。若い男性に多いのが心身の疲れによって血液が登っていかない状態、若い女性に多いのが血液や水分などの不足、高齢者に多いのが5番目の水分保持力低下+全身の元気不足です。
これらは全て漢方にて改善可能です。が、状態違いや原因の深さが個々異なるので、改善のスピード及び効果は皆さん違ってきます。
日常生活も併せて改善していくことが大事
むくみや動悸、心身のだるさ、朝が辛い、食欲不振などがある場合には「気虚」といって元気が足りないことが要因です。なので、過労やストレスから遠ざかり、栄養のある食事をしっかりと摂ることを意識する必要があります。
★無理がたたって発生した場合にはまずはしっかり休む→後に生活習慣の確率+漢方薬で少しずつ戻していく
★更年期などで急に出てきた場合には仕事をセーブ→軽い筋トレ+漢方薬の服用で戻していくという方法が効果的です。
貧血、月経過多、極端なダイエット、スポーツ過多などで血液及び津液が不足している場合には、動物性たんぱく質の適切な摂取+適度な水分の摂取を心がけるようにします。漢方薬や鉄材の摂取も。
全身的な代謝が低下しているが故に、体に余計な水分が停滞し、その水分が血液の流れや血液が頭部に循環するのを阻害している場合には、代謝を高めることが改善法になります。入浴などで体を温める、適度な運動を行い筋肉をつける、豆類や海藻類の積極的な摂取などを行うようにすると共に、水分代謝改善の漢方薬の服用が効果的です。
緊張やストレス、加齢によって全身が緊張し、それによって頭部に血液が集まりすぎてめまいが発生している場合にはリラックスを心がけることが第一となります。自分に合ったストレス解消法を意識して行うようにします。睡眠時間の確保も大事になります。ノンアルコールビールやニガウリ、菜の花などの苦い食べ物は脳の興奮を抑制してくれるのでおすすめです。
加齢の場合はなるべく人と接するようにする、筋肉を落とさない、笑いを忘れない、たんぱく質の適切な摂取、水分の適切な摂取、規則正しい生活習慣などを意識しつつ、その人に合った補腎活血薬を使っていくのがおすすめです。
みやわきではめまいは得意分野なので、お悩みの方はぜひご相談下さいませ。
ご相談は直接お越しになる以外にも、お電話、メール、LINEなどで対応しております。ぜひお気軽にご利用くださいませ。 TEL 0299-82-6897(お電話の場合はすぐに対応出来ない場合があります。予めご了承くださいませ) mail miyawaki-kenkou@amber.plala.or.jp LINE 「takashi6897」でID検索してメッセージ下さい
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