こんばんは^^今日は朝のうち天気が悪かったですが、昼からよくなりましたね。気温も寒いという感じではなく過ごしやすかったです。少しずつですが春が近づいているのが分かります。
さて、今回は不妊症で一番大事になるのは「細胞を増殖させる働き」というお題で書いていこうと思います。
当店では妊娠しにくい方に対して、妊娠しやすくなるような漢方薬をおすすめさせていただいてます。約15年くらい前から専門的な漢方不妊相談をスタートさせました。この経験によって導き出されたのが「不妊症で一番大事なのは細胞を増殖させる働き」です。
細胞を増殖させる働きとは?
細胞を増殖させる働きとは文字通り、人間の細胞の増殖を活性化させる働きをいいます。人間の細胞は日々生まれ変わっています。例えば肌は6週間、胃の粘膜は3日、骨は約2年半で入れ替わっています。この入れ替わりの際に細胞が増殖し、逆にいらなくなった細胞は消滅するというサイクルを繰り返しています。
この増殖サイクルは加齢によって低下→周期が伸びていきます。肌を例にとると、10歳代で約 20日周期、20歳代で約 28日周期、30歳代で約 40日周期、40歳代で約 55日周期、50歳代で約 75日周期、60歳代で約100日周期と徐々にサイクルが伸びていきます。
この増殖サイクルの低下の影響は「妊娠」にも大きく関係します。
なぜかというと精巣や卵巣という場所は体の中で細胞分裂が盛んな場所だからです。骨髄やリンパ組織、精巣、卵巣、胃腸の粘膜などは体内にて最も細胞分裂が盛んで増殖因子を必要としています。
増殖因子とは動物の体内において、特定の細胞や分化を促すタンパク質の総称。
漢方ではこの増殖因子を豊富に含んだものをメインの生薬として使用しています。一番よく用いられているのが鹿茸。鹿の角です。鹿の角は半年で70Cm以上も成長しますが、この働きは増殖因子の働きによります。鹿の角にはインスリン様成長因子(IGF-1)が豊富に含まれています。IGF-1は人間の体においては、脳下垂体で作られた成長ホルモンの働きかけによって肝臓で産生され、全身を循環して細胞の増殖を促します。鹿の角には、この細胞増殖因子が豊富に含まれています。
IGF-1は細胞を増殖させたり、傷の治りを促進させるなどの働きがあります。人の成長を促進させるため、小児期の成長を促す作用もあります。
細胞を増殖させることで低下した卵巣や精巣の機能を補う
加齢(女性は37歳以降、男性は45歳以降は特に)によって卵巣や精巣の機能は低下します。機能が低下してしまうと、いくら脳が「卵子を作れ」、「精子を作れ」と命令しても作ることができません。この老化によって機能が低下した状態に効果を発揮するのが「増殖因子」です。
漢方薬の鹿茸や海馬、プラセンタ、クコシ、亀板などには細胞を増殖させるという働きがありますので(漢方では補腎という効果)、用いることで機能の低下を補うことができ、それにより妊娠できない状態→妊娠可能な状態へと導いてくれます(必ずしも妊娠できるようになるということではありません)。
その他
栄養を吸収する胃腸の機能
潤沢な栄養の摂取
子宮や精巣に栄養を届けるために必要な血液の流れの改善
栄養の無駄使いをするストレス対策
冷え又は過剰な熱への対策
など、包括的に改善していく必要があります。
実際に当店では鹿茸が圧倒的な主役となっており、鹿茸なしでは店の経営が成り立たないという感じとなっています。それだけ大事な生薬といえます。漢方薬局では質がいい(私が飲み比べた印象)鹿茸含有製剤が多数用意されていますので、ぜひご相談くださいませ。
もちろん、鹿茸単体ではなく、先ほど挙げたように包括的に心身のバランスを整えていく必要があります。また周期療法という、月経周期に合わせた専門的な服用方法もあります。周期に合わせた服用をすることにより、ホルモン分泌や体温の調整をうまく行えるようになります。
今回は以上になります。
お悩みの方はぜひみやわきまでご連絡くださいませ。電話やLINEにてご相談ください。
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