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みやわき健康薬局  宮脇 崇

中医学の知恵。人体に病気を引き起こす原因を理解しよう

こんばんは^^今日は朝のうちは天気が悪かったのですが、11時ころから気持ちよく晴れてくれましたね。ここから週末の日曜日までは晴れて気温も上がり、穏やかな春の日になるようです。嬉しいですね。



さて、今回のブログは「中医学の知恵。人体に病気を引き起こす原因を理解しよう」という内容でご説明していきたいと思います。


皆さん病気になりたくないですよね?

元気で長生きしたいですよね?


それを実現するために、日々食べ物に気を付けたり、サプリメントを飲んだりしていることと思います。


今回は中医学の知恵によって「人体に病気を引き起こす原因になること」が明らかになっていますので、そちらをご紹介していきたいと思います。病気になる原因を知っていれば、いつまでも健康でいられるということになりますね。




病気の原因は七情と六淫、そして生活習慣



中医学では病気の原因のことを「病因(びょういん)」と呼びます。

そしてこの病因は「七情と六淫、そして生活習慣」によって引き起こされるとされています。


それでは順番に説明していきますね。


★七情

怒(怒り)・喜(喜び)・憂(憂い)・思(思い)・悲(悲しみ)・恐(恐れ)・驚(驚き)という感情の変化をいいます。正常な状態では発病の原因にはなりませんが、七情が過度となり体のバランスが崩れると五臓や気の流れに悪影響を与えます。


  1. 過度の怒りは心身の興奮させます

  2. 過度の喜びは心身を緩ませすぎます

  3. 過度の憂いは心身の活性を低下させます

  4. 過度の思いは胃腸の機能を低下させます

  5. 過度の悲しみは心身を消耗させます

  6. 過度の恐れは脳と代謝、ホルモン系の活性を低下させます

  7. 過度の驚きは精神を錯乱させます


以上の説明はちょっと説明不足なので補足しますね。

要するに、感情は平静な状態が一番いいということです。どこかに偏ると自律神経が乱れる、血流が悪くなる、体力の消耗、モノアミンの分泌障害、内臓への負担や悪影響増、ホルモン系の過不足+機能失調、全てを調整している脳の疲弊などを引き起こすということですね。


例えばですが、過度の怒りが続いてしまうと、コルチゾールの過剰分泌→免疫低下や副腎の疲弊、代謝機関の疲弊、内臓の疲弊、脳の疲弊が引き起こされ、短期的には心臓疾患や胃腸病などが生じる原因となり、長期的にはうつ病やがん、糖尿病、高血圧、脳梗塞などの原因になるので、健康リスクが爆増するということになります。


他の七情の乱れも同様に心身のバランスを乱すので不快症状及び病気へのリスクが上がります。




六淫

六淫は一言でいうと気候の変化。気候の変化や度合いが過度となり人間の体に悪影響を及ぼす状態をいいます。気候の変化は「風・寒・暑・湿・燥・火」があり、これを「六気(ろっき)」と呼びます。六気は植物が育つため、人や動物が生きていくためには欠かせないものですが、過剰・不足したりすると、病気の原因になることがあります。これを六淫と呼びます。


風:風邪は動きが早く変化しやすい特性を持ちます。そして、上焦(顔、頭)を襲いやすく頭痛、頭暈などの不快症状や鼻閉や鼻汁、咳嗽、皮膚炎などを引き起こします。


寒:寒が盛んになると陽気は衰え、体内の陰陽のバランスが崩れます。内臓の機能や血流を阻害するという症状を引き起こします。


暑:暑さが過ぎると心身に害を及ぼします。発熱や倦怠感などが出やすい傾向があり、湿邪と絡み合って発症する場合が多いという特徴があります。


湿:湿度も高く、まだ気温も高い時期に現れます。胃腸は湿気を嫌うため胃腸機能のトラブルから体全体の健康へと影響が出ることが多くなります。


燥:燥邪とは秋から冬にかけての乾燥した気候などに出やすくなります。身体の乾燥、乾燥した咳、切りにくい痰、喉の痛み、便秘などの症状を特徴とします。


火:火邪とは炎症や熱感をともなう症状を引き起こす存在。高熱、口渇、面赤、大汗、皮膚炎、不眠、発狂、神昏などの症状が出やすくなります。


これは皆さんも経験ありますよね。最近では暑邪の影響が強いです。真夏の35℃を超える暑さが続くと、熱中症の危険性や脱水症状、不眠、食欲不振、だるさなどが引き起こされやすくなりますよね。このように、外気の影響を受けて心身の調子が損なわれることを六淫による悪影響といいます。




★生活習慣

こちらは皆さんが知っている暴飲暴食や栄養バランスの乱れ、過労、性生活過多、寝不足、運動不足、飲酒や喫煙、不潔(歯磨きや歯の治療、入浴するなどが大事に)、体重管理、適度な日光浴、換気による酸素濃度の維持などにプラスして、調子が悪くなったら専門家に相談して心身をバランスを是正することや治療を受けて治すことも含みます。





以上、知ってることばかりですよね



中医学の知恵が浸透しているということもありますし、心身の健康維持にとって常識的なことばかりなので、「そんなこと知ってるよ」という方が多いかと思います。


✅過度の感情の乱れやストレスはほどほどに

✅気温や気圧、湿度、気温差、強い風、夏の直射日光など外気の変化や影響に注意する

✅一般的にいわれている正しい生活習慣を守る


この3点を意識して生活することが大事になります。

あとは「先天的な体質」もありますので、自分の体に合った生活を送ることも大事になりますね。


以上を気を付けていてもバランスの乱れが戻らない…という時は漢方薬で戻すという手もあります。その時はぜひみやわき健康薬局にご相談ください。



今回は以上になります。何かご質問がありましたらみやわき健康薬局の公式LINEよりお気軽にお問い合わせくださいませ。






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