体質改善で治すことができる!低気圧頭痛の原因と対策
皆さん低気圧頭痛って聞いたことありますよね。
台風が来ると頭痛がする
梅雨になると調子が悪くなる
雨が降ると古傷がシクシク痛む
など、気圧が低下すると様々な不快症状が出るという方は少なくありません。
このような方々が多いなっているので、最近はニュースサイトやお天気番組などでも低気圧による不快症状について説明されているのをよく目にします。
また、ツイッターなどでも「低気圧が来るぞ」と、注意喚起するような発言も目立ちます。
今回は、この低気圧でなぜ不快症状が出るのか、更にその改善法についてご紹介して行こうと思います。(以前にも何度か書いていますが…)
■低気圧によって不快症状が出る仕組み■
答えはいたって簡単です。
気圧が下がると外圧が減るので血液の流れが緩慢になります。また、空気中の酸素量が減少するので、結果、血液中の酸素量も減少して「血管が拡張」しやすくなります。
更に、太陽光による「交感神経刺激」も減少してしまうので、心身の活性度が低下します。
以上により
元気がなくなる
血管の拡張により頭痛や関節痛が出やすくなる
血流の悪化により筋肉の痛みや不調がでやすくなる
頭がぼんやりする
などの症状がでやすくなります。
■でもなんで症状が出る人と出ない人とがいるの?■
それは片頭痛が出る人と出ない人の違いに似ています。
片頭痛は血管の過拡張が原因で発生します。 血管の過拡張がなぜ起こるかというと過度の緊張による反動で起こります。
過度の緊張状態が続く→緊張によって脳の血管も収縮する→緊張状態が緩和される(仕事が終わるなど)→脳血管が一気に拡張する→拡張しすぎによって血管周囲の神経に触れて頭痛が引き起こされる
という仕組みです。
でも、いくら緊張⇔緩和(リラックス)を繰り返しても頭痛が出ない人もいます。もちろん、遺伝などによる影響もありますが、体質として「筋肉がしっかりしている人」は出にくいです。
あと、元気やエネルギーがしっかり足りている人も出にくいです。
理由は血管の過度の弛緩は「全身の疲れ」や「筋肉の活性低下」によって発生するからです。
体が疲れていたりエネルギー不足だと
身体に力が入らない
やる気が起きない
だるい
などの症状が出ますよね。血管も筋肉で組成されているので、それと同じ状態になっています。
なので
疲れている人(過労や寝不足、不規則な生活、性生活過多など)
貧血や偏食などでエネルギーが不足している人
運動不足で筋肉の活性が低下している人
などがある場合には低気圧による不快症状が出やすくなります。
もちろん、大けがやオペなどによる傷や加齢による影響もあります。
■低気圧によって出る不快症状の改善法■
改善法は簡単です。先ほど説明した原因を取り除くことで改善に導くことができます。
過労がある場合はしっかり心身を休める
偏食などでエネルギーが足りていない場合はしっかりとした食事を心がける
貧血がある場合には原因を改善する
胃腸は心身の活力の根本なので胃腸に優しい生活を心がける(消化のいい食事・冷飲食はしない・ストレスから遠ざかるなど)
普段より適度な運動をして心身を鍛える
血管の健康を維持するために一酸化窒素の産生を増やす(ストレッチを毎日行う)
血管を硬化させてしまう高血圧・糖質の摂りすぎ・脂質の摂りすぎを改善する
体の炎症を緩和させるために抗酸化物質+たんぱく質をしっかり摂る
漢方薬では心身の機能が低下している原因を改善します
心身が弱っている場合には人参養栄湯などの補気補血薬を
更年期や老化などでホルモンの活性が低下している場合には補腎薬を
炎症反応が強い場合には炎症を取り除くものを
胃腸の機能が低下している場合には胃腸の機能を高めるものを
ストレス過多の人は抗ストレス効果のあるものを
などの方法があります。お悩みの方はぜひみやわきまでご相談くださいませ。
低気圧による不快症状は放置していても問題ない場合もありますが、一方で、心身のバランスが崩れているサインなので、放置していると様々な病気の原因になることも考えられますので、できる限りそのバランスの乱れを是正した方がいいです。
自分で原因が分かっている場合にはその改善を行い、分からない場合は我々専門家に相談するようにしましょう。
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