こんばんは^^今日はめっちゃ寒かったですね。気温の低下にプラスして一日中雨ということもあり、頭痛を訴えてご来店される方が多かったです。中には「頭痛+冷え」で風邪でも引いたかな?という方もいらっしゃいました。
昨日までシャツ一枚でOKだったのに急に寒くなるのは困りますよね…。
このような季節の変わり目にに多くなるのが「風邪」です。今年はコロナがあるので、風邪というとちょっとドキッとする人が多いと思います。
病院に行こうか、でも軽症なので自宅待機しよう、でも、早めに治したい…。そんな時に漢方薬が役立ちます。
そんな風邪の引き始めに効果を発揮してくれる漢方薬のメリットについてご紹介します。
風邪の引き始めに漢方薬を使わないと色々と損します
結論から申し上げますと、風邪の引き始めに漢方薬を使うメリットはものすごくあります。
使わない手は絶対にあり得ません。
想像してください。
例えば夕方頃に風邪を引いたようになった時に病院はすでに閉まっている、でも体は辛い…明日までこのままは辛い…という時、漢方薬が手元にあったらそれだけで勇気づけられませんか?
ま、もちろん、普通の風邪薬でもOKですが(笑)、自分的には風邪初期は漢方薬の方がいいと思います。何故かというと、普通の総合感冒薬は「解熱+消炎+去痰」などの組み合わせが多いからです。
風邪初期というのは「寒気」や「喉の痛み+火照り」が多いですよね。当然、まだ発熱や咳は出ていません。なので総合感冒薬は適応にならないのです。
それに比べて漢方薬は体を温めて寒気を取り去る漢方薬(葛根湯や桂枝湯、参蘇飲など)や喉の炎症を取る漢方薬(銀翹散や桔梗石膏、排膿散及湯)など、風邪初期にピントを合わせている漢方薬が多種用意されています。
これが手元にあるって心強くないですか?
当店のお客様では多数の方が自分の体に合った「漢方の風邪薬」をご家庭に常備しており、具合が悪くなったら「即」服用して改善に役立てています。(漢方はなるべく早く飲むのが大事!)
実は風邪には薬はいらない
こんなこと言ったら怒られちゃいそうですが、実は「ウイルス性の風邪には薬はいりません」(インフルと新型コロナは別になります)
ケースにもよりますが、普通のウイルス性の風邪(ライノ、コロナ、RS、アデノなど)は人間の体に生息することができないので、何もしなくても4日ほどでいなくなります。よって治療する必要はありません。
といってしまうとあんまりなので、ウイルスを撃退するための治療は必要ない(というかそんな薬はない)ので症状を緩和させる治療だけ適度にしていればいい、ということになります。
要するに対症療法だけしていればいいのです。その対症療法として漢方薬があります。漢方薬はその人の体質、症状にピンポイントで合わせられるので効果があります。もちろん、抗ヒスタミン薬でも大丈夫ですが。
しかし、稀にウイルス感染によって体が弱り、常在菌である「細菌」が増殖して細菌感染を起こし、それが喘息や肺炎に発展する、更に無菌性の咳が続くなどのケースもあるので、油断せずに症状を観察していくことが求められます。
実際には薬はいらないではなく、「ケースバイケースで使わなければならない場合はしっかり使う」が答えになります。
ウイルスは勝手に出ていくので「体調をよくすることを意識する」 それが漢方薬の仕事
健康で体力がある場合、重症化することは稀です。 何故なら先ほど申し上げた通り、ウイルスは4日で自然と出ていくからです。
なので、ウイルスをやっつける!と思わずに、風邪罹患時の悪寒、だるさ、頭痛、鼻水、咳などの「不快症状」をどうやって紛らわすかが大事になります。
この「紛らわす」のに漢方薬が効果を発揮してくれます。 寒気を感じている時に葛根湯を飲んでみて下さい。その効果にびっくりすると思います。
ちなみに私は
「悪寒+頭痛」の時は参蘇飲
「腹痛+悪寒」の時は柴胡桂枝湯+五行草
「うすら寒い+頭痛」の時は桂枝湯
「喉の痛み+火照り」の時は銀翹散+五行草
が鉄板です。これで不快症状はかなり緩和又は完治します。
これを知っているのと知らないのとでは天と地ほどの差があります。
寒気や頭痛を感じながらうなされる… よりも、葛根湯を飲んで不快症状を吹き飛ばした方がよくないですか?
それが漢方薬が有効と言い切れる理由です。
漢方薬は普通に漢方薬局やドラッグストアで販売されています。 店員さんに「こんな症状が」と伝えて買うだけなのでめっちゃ簡単ですよね?
当店では、風邪の場合は2~3日分しか販売しません。価格は大体500円~2000円の間です。 めちゃくちゃ安い!とまではいいませんが、高いとは感じません。ので購入してストックしちゃいましょう。
とここまでいいことばかり書いてきましたが
稀に小児や高齢者、体が弱い人の場合、「細菌感染」によって風邪が重症化することがあります(もちろんウイルスでもあります)。ので、漢方薬で全て解決しようとするのは危険です。
ケースバイケース、体が弱く抗生物質がないと風邪が治らないという方は素直に病院で治療しましょう。
とはいえ、風邪の引き始めには有効ですよ
とはいえ、冒頭に申し上げた通り、夕方に風邪を引き翌朝まで我慢しなければならない…という時に漢方薬にて「不快症状を緩和させる」という方法は「全ての方が利用することができます」。
よくテレビで医師が風邪の時は漢方薬を服用していると言っているのを耳にしますが、このように知っている人は必ず利用しています。
恐らく利用していない人は「知らないだけ」だと思います。
今回、ここまでこのブログを読んだ人はすでに知識人です。 早速、今日から漢方薬を使ってみましょう。
鹿嶋周辺にお住いの方はみやわきまでご来店を。 ドラッグストアではなくみやわきですよ(念押し)。
ご相談は直接お越しになる以外にも、お電話、メール、LINEなどで対応しております。ぜひお気軽にご利用くださいませ。 TEL 0299-82-6897(お電話の場合はすぐに対応出来ない場合があります。予めご了承くださいませ) mail miyawaki-kenkou@amber.plala.or.jp LINE 「takashi6897」でID検索してメッセージ下さい
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