こんばんは^^今日はちょっと温かい感じはしましたが、やっぱり夜になると冷えますね。明日は今日と同じような気温ですが、雨のち曇りという予報が出ているので寒く感じるかもしれません。
さて、原因を見抜くのは簡単だけど治すのは難しい「肩こり」ということですが皆さん肩こりってありますか?私もたまに凝りを感じるのですが、凝っている時は本当に不快でしんどくなるので、なるべく凝らないようにアレコレ対処するようにしています。
この肩こりの原因と対処法についてご紹介します。
肩こりの原因は簡単
肩こりの原因はいたって簡単です。一言でいうと「酷使」。
集中して書き物をしている
勉強をしすぎている
パソコンを一日中使っている
農業などで一日中手を動かしている
料理などで酷使している
仕事で手作業が多い
など、手の作業をやりすぎているため、肩の筋肉が疲れてしまい、結果、肩こりとなって出やすくなります。
次に多いのが「緊張」や「興奮」です。
緊張しやすい
興奮しやすい
常にイライラしている
顔がのぼせるのに足は冷たい
ストレス状態が続いている
睡眠不足が続いている
などの状態があると、知らず知らずのうちに肩に力が入ってしまい、その結果、肩の筋肉が硬直→疲労してしまい肩こりやだるさになって症状がでます。
最後に多いのが「弱り」や「加齢」です。
慢性的な疲労
身体が弱って慢性的なめまいやだるさなどの症状が出ている
加齢によって、血流障害やのぼせなどの慢性症状が出ている
胃腸の調子が悪く全身がだるい
内蔵の機能低下で具合が悪い
これらがあり全身の機能が低下していると、神経や筋肉の活性が低下してしまい、血液が脳にうまく循環できなくなります。体がこれを改善しようと筋肉をこわばらせるので、緊張や興奮と同じ状態になってしまい、結果、肩こりを自覚しやすくなります。とはいっても、これだけが原因となり肩こりが発生する頻度はかなり低いです。この状態となっている人が、上にあげた筋肉を酷使したり、緊張状態が続くなどがあると普通の人よりも肩こりが発生しやすくなります。
このように原因は簡単ですが治すのは難しい
以上のように原因は簡単なので治すのも簡単と思われがちですが、それが難しい…。 なぜかというと肩こりは本人の「性格」や「仕事」が大きく関係しているからです。
神経質で凝り性
カッとしやすい瞬間湯沸かし器のような性格
アレコレ考えてしまい常に何かに悩んでいる
農業なので手作業が多い
事務仕事なので一日中パソコンをいじっている
など、性格や仕事が絡んでいるので「完全に肩こり体質を治す」というのは困難です。できるとするならば、仕事を変える、脳の手術を受けて性格を変えるというくらいでしょうか。
それはちょっと難しいので生活習慣にて改善する方法をご紹介します。
ストレッチ又はヨガを日課とする
クエン酸を含む酢の物などを積極的に食べる
入浴で全身の血流をよくすることを日課とする
手を酷使する作業を行う時は30分に1度の休憩を入れる
たんぱく質をしっかり摂る
抗酸化物質&ビタミンをたっぷり含む野菜と果物をたっぷり摂る
ビタミンB群&Cをたっぷり摂る
睡眠時間をたっぷりとる
週に1日は何もしない日を作る
細かい目を酷使する作業をなるべく避ける(スマホゲームなど)
筋肉を酷使して凝っている方以外は運動を日課とする
これらを意識して生活しつつ漢方やマッサージを味方につけると改善しやすくなります。
肩こり改善に役立つ漢方薬
肩を酷使している人には炎症や血流を改善する効果のある
葛根湯
桂枝湯
桂枝加苓朮附湯
疎経活血湯
神経の高ぶりによって肩こりが生じている場合には
抑肝散加陳皮半夏
加味逍遙散
黄連阿膠湯
陰陽調和
最後に弱りや加齢など、肩こり体質の要因になるものの改善です。
胃腸が弱っている場合には
参令白朮散
補中益気湯
全身の水分代謝が悪い
ヨクイニン
田七人参
加齢による弱りには
杞菊地黄丸
八味地黄丸
過労などによって心身が弱っている場合
シベリア霊芝
人参養栄湯
何らかの要因によって血流障害が発生している
桂枝伏苓丸
冠元顆粒
以上にプラスして虚を補いながら筋肉及び関節の痛みを軽減する作用のある
独活寄生丸
疎経活血湯
などを考えていくようにします。
以上、肩こりの原因と対処法についてになります。肩こりは病気で発生してるものではない(心臓病などで発生している場合もあるので注意は必要になります)ので、軽視されがちですが、ひどくなると筋肉や神経、関節などに不可逆的な障害が残ってしまうこともあるので、放置せずに積極的に改善すべきたと思います。
特に、眠れないほど痛い、又は痛みを通り越してだるくなり力が入りにくい…といった場合は、神経が損傷されてしまっている可能性が高いので、すぐに病院に行って精密検査を受けてください。そうしないと治るものも治らなくなってしまいます。治っても後遺症として無理をすると激痛が出るという体になってしまうことがあります。
ぜひご自愛なさり健康を維持してくださいませ。
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