こんばんは^^いや~今日は暑かったですね。昼休みに草刈りをしていたところ、息苦しさとめまいが生じて30分でギブアップしてしまいました。
さて、「夕食を減らしたことが慢性イライラの原因になっていたお客様」ということですが、少し前にご相談を受けた事例をご紹介したいと思います。
40代前半女性からのご相談です。
✅お客様の情報
40代既婚女性
病歴なし
アレルギーなし
食事及び2便正常
中肉中背
✅お客様の訴え
1か月前から眠りが悪い(中途覚醒がある)
イライラして家族に当たるようになった
食欲にムラがある
軽い頭痛と軽い生理痛がある
動悸やめまいは感じない
主訴はイライラと不眠です。
いろいろお話をお聞きすると、コロナ禍になり、今までストレス解消になっていた外出ができなくなり、それでストレスが溜まったということが分かりました。それ以外に特別な理由は見当たりませんでした。
ならば、と思い、肝気鬱結が原因と思い加味逍遙散(1日3回)と黄連阿膠湯(就寝前1回)をおすすめしようと思っていました。
その時、ポロっとお客様の口より「そういえば夕食って食べなくても大丈夫ですか?」という言葉が
お客様
「そうえいば、夕食って食べなくても大丈夫ですか?」
私
「食べられるなら食べた方がいいと思います。召し上がってないのですか?」
お客様
「ちょっと太っちゃったので抜いてるんです」
私
「全く食べていないのですか?」
お客様
「サラダと豆腐などを少し食べるだけです」
「一か月くらい前から、この食生活を続けています」
ん?一か月前といえばイライラと睡眠障害が出始めた時。何か関係がありそう…。
夜ご飯を抜くと、当然、血糖値が不安定になります。血糖値が不安定になる→睡眠の質が悪くなる→心身がちゃんと休息できない→精神のアンバランス→ストレス耐性低下→イライラしやすくなる、という関係性があります。
なので、お出しするのは加味逍遙散だけとして、夕食を普通に摂ってもらうようにご指導させていただきました。
すると…
2週間後にご来店され、症状が全て消えてなくなったとのこと。
めでたしめでたし
この話、一か月だからすぐに戻ったのです。もし、これが3か月続いていたら、体内時計が定着してしまい、夕食を摂るようにしても眠りの状態が戻らなくなっていた可能性があります。
バランスを欠いた生活による悪影響が定着してしまう
まとめますと、バランスを欠いた生活をしてしまい、それが心身のバランスを乱して不快症状が発症します。
今回のお客様はコロナ禍によって外出できないというストレスと、夕食を抜くという行為によって心身のバランスが崩れました。
そしてそのバランスの崩れをそのままにしてしまうと、今度は心身のバランスが崩れたことによる生活習慣の乱れが定着してしまいます。体内時計に組み込まれます。
ストレスによる脳の過興奮
睡眠リズム(サーカディアンリズム)の乱れ
睡眠不足による心身の疲れの慢性化、脳疲労
これらが作り出され、やがて不眠症や糖尿病、高血圧、各種精神疾患、貧血、認知症などの様々な不快症状や病気に発展します。
✅症状を発展させないために大事なこと
初期のうちに間違いを是正すること
この一点です。糖尿病などを例に挙げますと二型糖尿病の場合、「食べ過ぎる」という誤った習慣を初期のうちに是正できれば病気の発症を減らすことができます。
アルコール性肝炎であれば飲み過ぎないようにする
高血圧は食べ過ぎや喫煙をやめる
精神疾患は過度のストレス状態からの回避
尿路結石は脱水と肉の食べ過ぎに注意する
など、挙げればきりがありませんが、初期のうちにバランスの乱れを回避することが不快症状及び病気の予防に対して大事になります。
では、正しい知識をつけるのはどうすればいいのか?それは医療をある程度勉強することです。現代医学及び中医学、アーユルベーダなどをネットなどである程度勉強することにより、ある程度ですが病気を回避できるくらいの知識を身に着けることができます。
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