こんばんは^^朝からいい天気となりました鹿嶋市です。週末の明日明後日もいい天気になるようなので、久しぶりに天気のいい週末になりますね。
さて、今日は「意外といいかも?ネットでよく見る重曹クエン酸水の効果」というお題でブログを書いていこうと思います。
皆さんツイッターやインスタグラムなどで「重曹クエン酸水」という言葉を見たことありませんか?私はよく見かけるのですが、いつも見るたびに「胡散臭い健康法だな…」と思っていました。なぜかというと、ちゃんとした人がその効果を発表していないからです。医師などが発表していれば信じるかもしれませんが、一般の方が発表しているだけの場合は怪しさが先行してしまいます。
そんな重曹クエン酸水について調べてみました
まず、各々の人体への効能について調べてみました。
重曹
重曹は弱アルカリ性の性質を持つので、酸性のものを中和する働きがあります。重曹には過剰な胃酸分泌を抑える効果もあるため、胸やけや吐き気、胃痛や胃のむかつきを抑える効果もあります。 そのため、飲み過ぎによる二日酔いによる胸焼けや暴飲暴食によるむかつき、ストレスによる胃痛などに効果があります。
更に重曹は体に取り込まれると、人体をアルカリ化するという働きもあります。腎臓の働きが悪くなると体が酸性になり、食欲がなくなったり、だるさを感じたりすることがあります。 重曹はアルカリ性なので酸性を中和し、腎臓の機能低下による症状を改善する作用があります。 実際の医療現場でも腎機能が低下した患者に対して使われています。また腎臓が悪くなるスピードを遅らせる作用もあることが分かっています。
このような効果があることから、腎臓が弱い人はもちろん、運動やストレスなどで疲れている時も乳酸が発生して体が産生に傾くことがあるので、疲れに改善として有効に働いてくれます。
このように素晴らしい重曹の効果ですが、注意点もあります。まず一つ目は「塩分」をたっぷり含んでいること。重曹1gに約0.27gの塩分が含まれています。1日2gを服用する方が多いようですが、1杯で0.54gになります。1日成人の上限が7gほどなので、注意が必要な量となります。
また、重曹と胃酸が反応すると炭酸水が発生します。その炭酸によって満腹感が得られて食事の量が減るというメリットもありますが、人によってはお腹が張って気持ち悪い、食事が入らない、炭酸の刺激によって胃痛がするという症状が出ることもあるので注意するようにしましょう。また胃酸が中和されるので人によっては「消化不良」となることがあります。胃もたれするようになった…という場合には重曹が原因なので合っていない可能性があります。
クエン酸
クエン酸は、柑橘類などに含まれる有機化合物で、ヒドロキシ酸のひとつである。爽やかな酸味を持つことから食品添加物として多用されています。
クエン酸は疲労のもととなる乳酸を分解することやエネルギー代謝を活発にするため「疲れにくい、疲れを緩和させる」という効果を持ちます。更に、クエン酸は胃液や唾液の分泌量を増やすため、胃腸の働きを整える効果もあるとされています。また、クエン酸には体内にて抗酸化物質を作り出すということも分かっています。
更に更に、クエン酸には結石を予防する効果があることも分かっています。クエン酸は尿中のカルシウムがシュウ酸やリン酸と結合するのを阻害し、結石の形成を阻止すると考えられています。
注意点としては、大量に摂取しても効果がアップする訳ではないので、推奨される1日2g~10g程度を守って摂取するようにしましょう。人によっては、酸味がきついので胃腸障害(下痢や腹痛)が生じることがあります。不快症状が起きた場合には量を減らすか、飲むのをやめて様子をみるようにしてください。
この2つが合わさると
混ぜると当然ですが中和して炭酸水になってしまいます。よって、先ほど説明した重曹によるアルカリ性による胃酸過多による不快症状軽減効果が変わってくる可能性があります。
クエン酸に関しても中和してしまうので、胃壁に対する効果が減弱されてしまうことが予想されます。ただこちらはphだけの効果ではなく、クエン酸としての効果が残ることから、疲れにくい、疲れを緩和させる、結石予防などに対しては効果を発揮すると考えられます。
なので、両方の効果を確実に得たい!という場合には、別々に服用した方がいいのではないでしょうか。ただ、両方をいっぺんに飲むことで、化学反応によって二酸化炭素が発生して炭酸水が出来上がりますので、炭酸を楽しみたい!という方はいいのではないでしょうか。健康効果関係なく、炭酸水を自分で作りたいという方におすすめです。
以上のように考えられるものの、クエン酸ナトリウムというアルカリ性物質が残るので、重曹同様に人体の酸性化を改善する効果があるという研究結果も出ています。なので、中和されるからといって、人体に対するアルカリの効果が大幅に減弱されるということではないようです。また、双方を混ぜることで胃腸に対しての刺激性が減弱されるので、極端に胃酸過多、胃酸が足りないという方ではない場合には、メリットになるということが考えられます。
結論としては、各々及び混ぜたことによる健康効果は確実にあります。なので、ご自分の体に合っている方法で摂取するようにしましょう。
また、効果だけではなく、きちんとデメリットも理解して用いることも大事になります。特に長期に渡り継続する場合には注意が必要なので、健康状態をチェックしながら用いるようにしましょう。
効果はあるものの、合わない場合もあるのでそのような時は無理して飲まないようにしてください。
※重曹やクエン酸を始め、アルカリ食品の摂りすぎにも注意が必要。 アルカリ度が高すぎるとミネラルの吸収を阻害するフィチン酸の生成を促します。それによってミネラルの不足を引き起こすことも。また、体内のPHが乱れると細胞の老化が促進されることもあります。
脱水、下痢、胃腸の機能低下、糖尿病や腎機能低下による多尿、利尿剤の使用、アルドステロン症などがあると、水分や電解質が失われやすくなるので、アルカローシスに陥りやすくなります。注意するようにしましょう。
今回は以上になります。よい週末を^^
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