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みやわき健康薬局  宮脇 崇

春の頭痛は「気分の高揚」が原因。昂りを抑えるのが改善法

こんばんは^^朝から雲が厚く、肌寒い感じの一日となりましたここ鹿嶋市です。明日は雨が降り更に寒くなるという予報が出ていますので注意しましょう。



さて、本日は春の頭痛は「気分の高揚」が原因。昂りを抑えるのが改善法というお題でブログを書いていこうと思います。


皆さん3月に入ったくらいから頭痛の頻度増えていませんか?

みやわき健康薬局では3月に入ってから頭痛の相談がかなり多くなっています。普段より頭痛を持っている方はもちろん、滅多にしないけどこの時期だけは…という方もいらっしゃいます。


今回はその理由と対処法についてご説明します。




春の頭痛の原因で多いのが「気分の高揚」

春の頭痛の原因として多いのが「気分の高揚」です。



なぜ気分が高揚するのか?

「木の芽時」は、昔から精神科医の間では、メンタル状態が悪化する人が増える要注意時期として有名です。やる気が起こらないといった抑うつ症状や、寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚めるといった睡眠障害のほか、不安や焦燥感が増し、感情が不安定になるといった症状を訴える人が急増します。


その理由は「変化」。気候はもちろんのこと、新しい職場や新しい仲間、引越など「変化」の多い季節。その変化によって体と心にストレスを与えてしまい、メンタル面を支える自律神経も乱れがちになってしまいます。


人によっては気分が高揚して感情を抑えられなくなり、じっとしていることができない、感情を抑制することができにくくなり暴走してしまうなどが出てしまうことがあります。



高揚すると頭痛がする理由

痛みの原因は、脳内物質であるセロトニンによるもの。脳が外的な刺激に敏感に反応すると、セロトニンが血管内で異常に増減することにより脳の血管が拡張します。すると、脳血管の周りに張り巡らされた神経が圧迫されて痛みが起こります。


これはセロトニンが悪いのではなく、高揚や緊張といったストレスが多いことが原因。要するに高揚や緊張が強いので、それを緩和させるためにセロトニンがたくさん分泌されてしまい、そのセロトニンの分泌によって血管が拡張→頭痛が引き起こされています。





よって、改善法は過剰な高揚や緊張を緩和させること

改善法は異常な高揚や緊張を緩和させるという方法が用いられます。とはいえ、頭痛があり、その季節が春というだけで「異常な興奮が原因」と決めつけてしまうのはちょっと乱暴です。


本当に異常な興奮があるのか、を見極めた上で改善するようにしなければなりません。


✅異常な興奮がある時の症状

  • イライラする

  • 不安感が出る

  • 胸がザワザワする

  • 動悸や不整脈が出る

  • 手足の冷えとのぼせが同時に出る

  • 頭痛や耳鳴りがある

  • 食欲にムラがある

  • 下痢と便秘を繰り返す

  • 目の周辺の筋肉がピクピクと痙攣する

  • 眠れない、中途覚醒がある

  • 目の奥が痛い

  • 肩凝り、首凝りがある

  • 疲れやすい

  • 衝動を抑えられない

  • 痛む場所が変わる腹痛がある

この中で4つ以上当てはまる症状があれば春の陽気によって神経が昂っている可能性が高いので、高揚や緊張を緩和させることによって頭痛を治すことができます。




リラックスすることが治療法

  • カフェイン

  • 飲酒

  • 睡眠不足

  • 過度の運動負荷

  • ストレス

  • 体を温める食材過多

  • 性的な刺激過多

  • 朝と寝る前の心身への刺激

  • 酸味、辛味、苦味、甘味、塩味過多

  • 過労

  • 暴飲暴食orエネルギー不足

  • 冷え、熱、乾燥、湿気 急な外気変化

  • 過度の感情刺激

などは避けるようにして

  • ボーっとする時間3時間+8時間以上の睡眠時間を確保する

  • ストレスを感じたら都度解消する

  • まいっかを口癖にする

  • 完璧主義をやめる

  • 気が付いたら深呼吸する

  • マルチタスクはしない

  • 〇〇すべきという思考をやめる

  • 煮詰まったら紙に書いて整理する

以上を意識しつつ

  • 予定を決めないでぶらぶらする

  • 締め付ける服装はしない

  • 美味しいものを食べる

  • 軽いスポーツで発散する

  • ストレッチで心身を緩める

などで心身を緩めてあげましょう。



漢方薬では

  • 逍遥酸

  • 加味逍遙散

  • 抑肝散加陳皮半夏

  • 釣藤散

  • 七物降下湯

  • 半夏厚朴湯

  • 半夏瀉心湯

  • 柴胡加竜骨牡蠣湯

  • 桂枝加竜骨牡蛎湯

  • 清心顆粒

  • 苓桂朮甘湯

  • 高圧丸

  • 天王補心丹

などが適応になります。

セロリ、春菊、ミント、三つ葉、青ジソ、パセリ、パクチー、柑橘系の果物、梅干し、トマト、豆腐、たけのこ、ふきのとう、菜の花などは神経の昂りを抑えてくれる作用があるのでお勧め食材です。


春の頭痛でお悩みの方はぜひみやわき健康薬局までご相談くださいませ。




ご相談は直接お越しになる以外にも、お電話、メール、LINEなどで対応しております。ぜひお気軽にご利用くださいませ。 TEL 0299-82-6897(お電話の場合はすぐに対応出来ない場合があります。予めご了承くださいませ) mail miyawaki-kenkou@amber.plala.or.jp LINEはホーム→友だち→公式アカウント→「みやわき健康薬局」で検索してメッセージ下さいませ

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