写真acより引用
こんばんは^^今日は朝のうち涼しかったのですが、昼から急に蒸し暑くなりましたね。やっと夏が来るのかな?という予感がします。
さて、更年期前後に「精神的な不安感」が増す理由ということですが、当店にて圧倒的に多いご相談として「更年期の不定愁訴」があります。
その中で多いのが「不安感」についてのお悩みです。
いったいなぜ不安感が出るのでしょうか?
その理由はいたって簡単、女性ホルモンの減少によって心身が弱っているからです。その弱りを察知した脳が「漠然とした不安感」を感じているのです。
女性ホルモンには、赤ちゃんを妊娠・出産するためだけでなく
血流を良好にする
炎症反応を抑制する
栄養の代謝を活発にする
水分や栄養を体にため込む
たんぱく質の代謝を活発にして心身を元気にする
自律神経を安定させる
食欲を増す
血管、骨、脳、関節の健康維持
貧血改善
などの働きもあります。
閉経によってこの女性ホルモンの分泌が急激に減少するので、その影響が心身に及びます。
脳というのは全身を管理する「司令塔」です。なので、管理する心身に変化があれば、その変化を察知して緊張します。その緊張によって脳自体が不安定になり感情が乱れるようになります。
また、不安感の多くは「虚証」といって心身の機能が低下している時に出やすくなる症状です。更年期は女性ホルモンの低下による心身の機能低下、栄養状態の悪化、貧血、血流の悪化などによって「虚(心身の弱り」の状態が作り出されくなります。これにより「不安感」を訴える方が多くなります。
更年期による不快症状が長引く理由
更年期の不定愁訴が長引く理由は
心身の機能低下→栄養状態の悪化→脳が不安定になる→自律神経のアンバランス→内臓機能の低下→栄養状態が悪化→脳が不安定になる
という負のスパイラルが形成されるからです。
このスパイラルを断ち切る方法の一つとして「自律神経を安定させる」があります。
自律神経が安定すれば、全身の機能低下(特に胃腸機能の抑制)がある程度抑制できますので、結果、栄養状態の改善→脳の安定となり、負のスパイラルから抜け出すことができます。
あくまでも理論上なので、実際にはそう簡単にいきませんが、ストレスフリーを第一に考えるのは抜け出す第一歩になりますのでぜひ考えて頂きたい方法の一つです。
それ以外にも
・食事のバランスを考える
・睡眠時間をたっぷりと
・元気を補うために新しいことを始める
なども大事になります。
手助けの一つとして「漢方薬」も有効な手段となります。
お悩みの方はぜひみやわきまでご相談くださいませ。
ご相談は直接お越しになる以外にも、お電話、メール、LINEなどで対応しております。ぜひお気軽にご利用くださいませ。 TEL 0299-82-6897(お電話の場合はすぐに対応出来ない場合があります。予めご了承くださいませ) mail miyawaki-kenkou@amber.plala.or.jp LINE 「takashi6897」でID検索してメッセージ下さい
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