朝はダメ!運動は夕方にすることをおすすめする理由
- みやわき健康薬局 宮脇 崇
- 2月7日
- 読了時間: 4分
こんばんは^^ひき続き冷蔵庫の中のような寒さとなっているここ鹿嶋市です。この後の寒い日が続くようなので、しっかり寒さ対策しながら生活してまいりましょう。
さて、みなさん運動はしていますか?
ウォーキングや筋トレ、ジョギングなど、それぞれ自分に合った運動をなさっていると思いますが、今回は「運動を健康に役立てるための時間帯」についてご説明してまいりたいと思います。
運動は夕方にするのがおすすめ

運動は行うのは夕方がおすすめです。
ズバリ、その理由は心臓と肺の活性が一番よくなる時間帯が15~19時だからです。
人間の体温は1日のうちでは早朝が最も低く、しだいに上がり、夕方が最も高くなって、夜になると下がり始めます。年齢によって異なりますが、午前4時~6時頃が一番体温が低くなり、15時~19時頃が最も高くなります。
そして体温が上がっている時というのは、脳も活性化し、免疫も向上、そして内臓や筋肉の働きも向上しています。朝ごはんはあまり食べられない+何となくだるいものの、夕方になると食欲が旺盛になる+元気になるという人が多いのはそのためです。
当然、運動も体温が高く心身が活性化している時に行う方が、カロリーも消費量も多くなりますし、筋肉や心肺への運動効果も向上、さらに、筋肉や血管も柔軟になるので怪我や病気へのリスク(突発的な心臓の病気など)も低下します。また、感染へのリスクも下がります(怪我や風邪への抵抗力が高くなります)。極めつけは脳の活性も上がるので「運動が楽しくなる+脂肪燃焼効果が高くなる」というメリットも得ることができます。
このように、安全かつ効率的に体を鍛える効果を得ることができます。
では朝はダメなのか?
朝という時間滞は頭はめちゃくちゃ冴えていますし、体の方も休んだ直後なのでフレッシュな状態です。なので運動に適しているように思えますが、一方で「体温が低い時間帯」なので、筋肉や血管は柔軟ではありません。当然ですが内臓の働きも活発ではありませんので、質の良い運動に必要な心臓や肺のの活性も低く、それ故に十分なパフォーマンスを発揮できませんし、怪我や突発的な病気にリスクも高くなってしまいます。
仕事や家事、ウォーキングなどの負荷の少ない運動ならば問題ありませんが、強度の強い運動や心身が弱い人には心身への負担が強くなるのでおすすめできません。
夕方の運動は睡眠の質も向上させる

夕方に運動すると、筋肉が運動負荷によって発熱するので体温が上がります。
すると、体表部の血管が拡張しやすくなり、その結果「体内深部の放熱」が進みます。放熱によって寝るときの体温が低くなると、眠りの質を向上させることができます。当然ですが、熟睡度が向上すると疲れが取れる、成長ホルモンの分泌もよくなるなどの効果を得ることができますので健康状態も良好になります。
入浴も同様に熱の放散が進むので睡眠を質をアップさせるという効果がありますね。
睡眠に悩んでいる方はもちろん、寝ても疲れが残っているという方、疲れやすいという方はぜひ夕方の運動(+入浴で体を温める)を日課にしてみてください。
運動の内容は?
運動の内容は各々の体力などに左右されます。運動が苦手な方は30分程度のウォーキング、体力がしっかりある人は1時間程度のジョギング+筋トレといった具合に、「自分にあった運動量」とするのがベストです。ちなみに私は閉店後に1時間程度のウォーキング(犬の散歩)を行っています。
とはいっても絶対ではない

以上は基本的にそのような傾向があるということなので変えても全然OK。
朝の運動が一番気持ちいい!と感じる人は朝でいいと思いますし、タイミング的にお昼がいいという人もいるでしょう。
朝はセロトニン分泌が良好になるので、心身がより活動的になる+精神が落ち着くという効果を得ることができますし、日中の運動は太陽光をたくさん浴びることができますので、心身の活性及び自律神経が整う、さらにビタミンDの合成なども活発に行うことができます。
よって、就寝前(就寝の3時間以内)以外であれば、特にこだわりなく運動の時間を設けていいと思います。運動不足よりはよっぽどもいいです。
大事なのは運動の習慣をつけることです。
今回は以上になります。よい週末を^^
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