こんばんは^^朝から重い雲が空を覆っているここ鹿嶋地方です。明日はまた雨となるようです。1日中降るようなので今日のうちから雨具の用意をしておきましょう。
さて、「来月のニュースレターは貧血についてです」ということですが、あっという間にニュースレターの時期となりました。2か月ってホント早いですね。
貧血というと男性はあまりピンとこないと思いますが、女性は一生付きまとうといっていいほど関連が深い病気です。
なぜ女性に多いのかというと
生理によって血を失うこと
更年期によっても失いやすくなること
妊娠出産によって血液の需要が増えること
男性ホルモンが少ないこと
などが関係しています。生理は赤ちゃんを産むために毎月起こるもので、妊娠が成立しないと赤ちゃんのベッドが壊れて血液と共に排出されます。それによって血液が減少します。
更年期になると、女性ホルモンの働きであるコラーゲンの生成が滞ります。コラーゲンは赤血球の成分の一つなので減少すると貧血が生じやすくなります。
妊娠出産があると、赤ちゃんや母乳に赤血球が使われてしまうので、その需要が増え、結果自分自身が貧血になりやすくなります。
男性ホルモンは腎臓に働きかけて赤血球を増やすという働きがあります。女性は男性に比べて男性ホルモンが少ないので、結果、貧血になりやすいです。男性も更年期(50代以降)は男性ホルモンが減少するので、更年期以降は男女差が縮まります。
このように女性と関連が深い貧血について色々とご紹介します。
貧血というとそれほど重くない病気と思われがちですが、めまいや冷え性、不妊症、疲労倦怠感、髪の毛の脱落、嚥下障害、記憶力の低下、うつ病、不眠症、口内や唇の炎症など多種多様の病気、不快症状の原因になります。中には日常生活が困難になることもあります。
また、単なる貧血ではなく、深刻な病気が原因で発生していることもあるので、たかが貧血と思わずに一度医療機関にて「原因」を診断するということが必要になります。そうした上で適切な治療を行うようにします。
漢方薬では主に
胃腸が弱く食べ物を吸収できないが故に発生している貧血
ストレスによって心身の負荷が大きいがために発生している貧血
全身の気力の低下によって生じている貧血
腎機能低下によって発生している貧血
肝臓の造血機能低下によって発生している貧血
子宮周辺の婦人科疾患が原因で発生している貧血
などに対して効果を発揮します。とはいえ、病院での治療が主となる場合が多いのが現状です。
特に原因が不明で慢性的に推移している場合には漢方療法による体質改善が有効な場合が多いので、お悩みの方はぜひ漢方療法をお試し下さいませ。
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