こんにちは^^台風の影響で一日降ったりやんだりを繰り返しているここ鹿嶋市です。大きな台風だけあって各所で大雨や突風の影響が出ていますね。これ以上被害が広がらないことを祈ります。
さて、今日は「気圧の低下によって食欲が低下してしまう理由」というお題でブログを書いていきたいと思います。
皆さんここ数日、食欲がいまいちってことはないですか?
あまりお腹が空かないかもということはないですか?
今回は、今のように台風が来ている時や雨が降っている時に食欲がなくなる理由についてご説明します。
ズバリ、気圧が下がっている時に食欲が低下する理由は「心身の活性が低下」しているから
低気圧が来ると心身の活性は低下します。
気圧が下がると外圧が減るので血流が悪くなる
空気中の酸素量が減るので心身の元気が低下する(体は酸素によって動いている)
内耳が気圧の変化を感じ取り自律神経を乱す
交感神経を刺激する太陽光が不足している
湿度が高いと皮膚からの汗の蒸散が妨げられ熱がこもる→体表部の血管拡張→頭部への血流が緩慢になる
などの5つの項目が主な「心身の活性が低下する」理由になります。
ではなぜ心身の活性が低下すると食欲がなくなるのでしょうか。
それは「代謝が低下して飲食物の需要が低下する」からというのと「胃腸自体の活性も低下する」からです。
気圧が下がると外圧の減ることによる血流悪化や空気中の酸素量の不足などによって心身の活性が低下します。活性が低下すると、摂取した水分や食べ物が燃焼されにくくなるので、必然的に飲食物を求める量が減ります(飲食物が体に残りやすくなる)。また、全身の活性が低下するということは、当然、体の一部である胃腸の動きも悪くなるということになります。これらにより、食欲不振や胃もたれ、軟便などが生じやすくなります。
低気圧による胃腸への影響を受けやすいのはどんな人なのか?
天気が悪くなり気圧が低下したからといって、皆が影響を受けるわけではありません。
受けやすい方というのは理由があります。その理由についてご説明します。
✅低気圧の影響を受けやすい人
疲れている人や弱っている人
自律神経がアンバランスになっている人
栄養失調、貧血、食事が偏っている人
運動不足で心肺や筋肉が弱っている人
内臓やホルモン系が弱っている人
順番に説明しますね。
①疲れている人や弱っている人
疲れや弱りがあるとただでさえ心身の活性が低下しているのに、そこに低気圧による活性の低下が加わってしまうと余計に疲れや活性の低下がひどくなってしまいます。
対策は休むこと、寝ること、弱りがある場合は漢方などで対策することです。
②自律神経がアンバランスになっている人
精神的ストレスや多忙、不規則な生活、更年期などによって自律神経が乱れてしまうと、心身が元気な時と疲れている時との振れ幅が大きくなる傾向にあるので、気圧による影響を受けやすくなります。
対策はストレスから離れること、しっかり寝ること、規則正しい生活を送ることです。
③栄養失調、貧血、食事が偏っている人
心身の栄養状態が悪い人ですね。栄養状態が悪いと当然のことながら疲れやすくなり、気圧の影響を受けやすくなります。
対策はバランスの取れた食生活を意識すること、貧血を治療することです。
④運動不足で心肺や筋肉が弱っている人
運動不足によって心肺の機能や筋力が低下していると、酸素の循環や血液の循環が悪くなります。気圧が低下すると余計にこれらが悪化するために症状がひどくなります。
対策は適度に運動して鍛えること、喫煙などをやめることです。
⑤内臓やホルモン系が弱っている人
胃腸が弱ると全身の水分代謝や栄養状態が悪化します。肝臓が弱ると全身の栄養状態や血流が悪化します。腎臓が弱ると貧血や血液の質、水分代謝が悪化します。ホルモン系が弱ると様々な不快症状が発生します。どのケースにおいても心身が弱る方向に行くので、気圧による影響を受けやすくなります。
対策は各々、弱らせるような暴飲暴食、ストレス、過労、飲酒、喫煙、寝不足などを対策すると共に病気がある場合はきちんと治療するようにします。
以上は生活習慣を是正すると共に、病院治療や漢方療法などを状況によって利用するようにすることで改善することができます。
今回は以上になります。
気圧や天気の影響は少なからずあります。
何をしてもよくならない…という場合はアドバイスさせていただきますので、みやわき健康薬局までご相談くださいませ。
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