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みやわき健康薬局  宮脇 崇

理解していれば怖くない!五月病のメカニズムと対処法

こんばんは^^今日も朝から気温が低く寒い一日となりました。ただ、風が強くなってきたことから、そろそろ冬から春に移っていく感じかな?と思いながら過ごしました。春の足音が聞こえてくると何となく嬉しくなりますね。



さて、今日は「理解していれば怖くない!五月病のメカニズムと対処法」という内容でブログを書いていこうと思います。


ちょっと五月病には早いですかね。

とはいえ、五月病は何も5月に起きるとは限りません。春に起こりやすいので、人によっては3月ですでに…という方も。なのでちょっと早めですが、ぜひ予防にお役立てください。




五月病の原因は心身の緊張による疲れ

✅五月病とは

医学的な病名ではなく、5月の連休後に憂鬱になる、だるい、やる気がない、なんとなく体調が悪い、会社に行きたくないなどのウツっぽい気分になる症状のことを五月病といいます。



なぜ五月病になるのか

五月病の症状は心身の疲れによって出ます。脳の活性低下及び内臓や筋肉の疲れです。これらは緊張や酷使の反動として出ます。


4月は急に暖かくなります。風が強く吹くようになり、日差しも強くなります。草花は一斉に咲き乱れ花粉が飛散します。このような自然界の変化と、移動や引っ越し、外に出る機会が増えるなど人間界の変化も大きくなります。これら状況により、脳が活性化する+血流が体表部を流れるようになるなどの急激な変化が起こります。


急激な変化によって心身が活性化してテンションが上がりますが、心身にとってはマラソンをしているのと同じ状態(いつもより心身が昂っているので)なので、いずれ疲れてしまい逆に心身の活性が低下します。この低下した状態を五月病といいます。



五月病を改善するには

五月病を改善するのは簡単。「休むこと」以上。

これじゃあんまりなのでちゃんと説明しますね。基本的には安めば心身は復活するので、いつもよりちゃんと心身を休めるように心がけるようにします。そしてバランスの良い+消化の良い食事を心がけること。ハンバーガーではなく定食屋さんであっさりした日本食を食べるようにしましょう。更に飲酒や喫煙を制限すること、規則正しい生活を送ること、体を冷やさないようにすること、冷たいものは摂らないこと、ストレス対策をしっかり行うことなどを一つずつ積み上げていくようにします。




五月病は予防が大事


五月病はなってしまってから対策を施すよりも、ならないようにする方が楽に対処することができます。理由は体力は一旦低下してしまうと戻るまでに一定期間は必ずかかってしまうから。予防はちょっとセーブするだけなので簡単です。


理由は「心身の昂り→心身の疲れ」なので、心身の昂りを抑制することで回避することができます。忙しさに任せて心身を酷使し、更にプライベートなども予定を詰め込んでしまったのでは五月病一直線。付き合いが悪いですが、3~4月はなるべく予定を絞り込み、心身を休ませる時間を持つようにします。また、睡眠時間は絶対に削ってはいけません。花見や新入生歓迎会などで深酒&体を冷やすなどもNG。保守的な奴…と思われるのも嫌でしょうが、しっかり顔だけだせば後はドライに引き上げて心身を調整するのは健康を守っていく上でとても大切なことです。


  • 疲れている時は休む

  • テンションが上がって何かしたくてしょうがない時は無茶せずに軽い運動を

  • 興奮して眠れない…という場合でも横になり心身を休める

  • 衝動的になって楽しんだ後は必ず休養の時間を

  • 元気すぎる時は異常な状態と思う

  • 冬は休み過ぎに注意。適度に運動して体力を低下させすぎないようにしよう

などを意識してください。


本能に従って青春するのが楽しみの一つですが、あまり無茶しすぎると逆に体調を崩して後悔することがあるので、程々とするようにしましょう。




毎年五月病に苦しむ…という方はぜひ参考にしてみてください。なったことない…という方も、もしかしたら今年はなってしまうかも。お気をつけください。


予防、改善に役立つ漢方薬もあります。お悩みの方はぜひご相談くださいませ。


今回は以上になります。最後までお読みいただきありがとうございました。






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