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みやわき健康薬局  宮脇 崇

男性更年期のご相談


こんばんは^^昨日の夏のような暖かさに比べて今日は肌寒く感じましたが、それでも晴れて気持ちのいい天気となりました。気温差が激しい日々が続くので体調管理にお気をつけくださいませ。



さて、「男性更年期のご相談」ということですが、最近、特に相談の多い内容となっています。とはいっても、ご本人様ではなくほとんどが奥様がご相談に見えるというパターンです。


更年期といえば女性!というイメージや、これといった器質的な要因があっての病気ではないという特徴があるので、なかなか男性は受け入れて治療を行うということがないのかな?と推測しています。




男性更年期の要因

ズバリ男性更年期の原因は「男性ホルモンの減少」です。他にも脳や肝臓、心臓、各種ホルモン系などの機能低下がありますが、それらも少なからず男性ホルモンが関与しており、ほぼ男性ホルモンの低下が要因であると断定してもいいのかなと思います。もちろん、慢性病や薬の影響、手術の影響、精神的ストレスなどもあります。


男性にとって男性ホルモンは「全ての要」といってもいいくらい重要です。一般的には生殖器を元気にするホルモン程度の認識だと思いますが、全くそんなことなく、五臓六腑や血管の健康維持はもちろん、脳機能の維持や性格などにも関与しています。その他、出世や趣味の充実、人間関係、見た目のかっこよさ、筋肉の付き方などにも深く関わっています。




男性ホルモン低下によって出やすい症状や病気


男性ホルモンの低下によって出やすい症状

  • インポテンツ

  • うつ症状・不安感・イライラ

  • やる気が起きない

  • 体がだるい

  • 人間嫌いになる

  • 多汗

  • のぼせ・ホットフラッシュ

  • 不眠・朝起きられない

  • 耳鳴り

  • 関節痛・筋肉痛

  • 若葉のような加齢臭がきつくなる

  • 頭髪が薄くなる

  • めまい・フワフワする

  • 運動能力の低下・筋力の低下


男性ホルモンの低下によって出やすい病気

  • メタボリックシンドローム

  • 脂質異常症

  • 各種血管の病気(心筋梗塞・脳梗塞・下肢静脈瘤など)

  • 不整脈・動悸・狭心症

  • うつ病・パニック障害・強迫性障害

  • 貧血

  • 痴呆症

  • 骨粗しょう症

  • 高血圧

  • 糖尿病




男性更年期を克服するには

男性ホルモンを克服するには男性ホルモンを増やすことが大事になりますが、一旦減少したものはなかなか元に戻せるものではありません。ホルモン補充療法などもあるようですが、副作用もあるようなので注意が必要です。


まずは減少した理由を見抜いて改善すること。ストレスや過労、各種疾患によって急激に男性ホルモンが減少してしまった、という場合にはその改善するすることが低下した男性ホルモン濃度を向上させることができます。


そうではなく、単純に老化によって低下してしまった場合には、現状維持、もしくは漢方などでゆっくりと回復させる方法がおすすめです。ゆっくり回復させる方法としてあるのが

  • 食事によって増やす(たんぱく質をしっかり摂る)

  • 逆にスナック菓子やビール、アルコール、タバコなどは控えめに

  • 運動を取り入れて男性ホルモンを刺激する

  • 趣味を持ち男性ホルモンを刺激する

  • 人間関係を豊かにする

  • 疑似でもいいので恋愛をする

  • 日光浴を適度に行う

  • 規則正しい生活を送る(メリハリのある生活が大事)

  • 睡眠をしっかりとる

  • ストレスから遠ざかる

ありきたりですが、これらを愚直にやっていくということに尽きます。更に、血流を促す漢方薬や男性ホルモンを補う「補腎薬」、そして代謝を活発にする各種「補気薬」などを適宜使っていくことで改善に導くことができます。


お悩みの方はぜひみやわきまでご相談くださいませ。





ご相談は直接お越しになる以外にも、お電話、メール、LINEなどで対応しております。ぜひお気軽にご利用くださいませ。

TEL 0299-82-6897(お電話の場合はすぐに対応出来ない場合があります。予めご了承くださいませ)

mail miyawaki-kenkou@amber.plala.or.jp

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