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みやわき健康薬局  宮脇 崇

目がしょぼしょぼして力が入らない、乾く感じがするという時の原因・対策

こんばんは^^今日も朝から天気が良く気持ちのいい一日となりました。今の季節は多少気温差はありますが、暑くもなく寒くもなく過ごしやすいですよね。



さて、「目がしょぼしょぼして力が入らない、乾く感じがするという時の原因・対策」という内容でお知らせしていきたいと思います。


皆さん目がしょぼしょぼしたり、力が入らないといったことありませんか?

目というのは起きている時に一番酷使する場所であると言っても過言ではありません。また、起きている時に得られる情報のほとんどは目から入っているので、目に関連した脳の領域も酷使されています。


このように疲れやすいという傾向があることから、「体の状態を如実に反映する」という傾向があります。要するに、よく使う場所なので、体全体の調子の良し悪しを反映しやすい場所なのです。




目の状態悪化の原因は「何かの不足」や「ストレス」で生じる


目に不調が起きる原因は「栄養がしっかり循環していない」ことが原因です。


単純明快。私たち漢方を取り扱っているものは「原因」を重要視します。目の場合は本当に単純明快で栄養さえしっかり供給され、老廃物を回収できていれば問題なく機能が維持されます。


目の不快症状は結膜炎やアレルギー、ものもらい、網膜剥離など「目の病気」でも出ます。今回はこれら病気ではなく、あくまでも病気でない目の不調をいいます。



中医学で考える目の不調

  1. 気滞

  2. 気虚

  3. 血虚

  4. 陰虚

順番に説明しますね。


①気滞

気体とは気の流れが滞っている状態をいいます。気の流れは経絡を通るとされていますが、血管と捉えていただいてOKです。血管の中を血液が流通していますが、ストレスなどの緊張や気分の落ち込みによって血流に問題が発生すると、目への栄養供給が過不足が生じるので不調が発生します。肝鬱があると、目の奥が痛い、目が乾く、イライラ、不安、胸が苦しい、ため息が多いなどの症状があります。心身の緊張を緩和せることが改善法になります。


②脾気虚

脾気虚とは胃腸の働きが低下している状態をいいます。胃腸は栄養を吸収する場所。ここの機能が低下してしまうと、栄養を吸収できなくなってしまうので全身の栄養状態が悪くなります。当然、目への影響供給も滞るので不快症状が出ます。脾気虚だと目を開け続けるのが辛い、本などを長時間読むことができない、だるい、食欲不振、便がゆるいなどの症状がでます。胃腸の働きを活性化させることが改善法となります。


③血虚

ストレスや食事の質が悪い、過労、肝機能の低下があると、血液自体の不足及び血液に含まれる栄養素や水分などが不足してしまうので、目を栄養することができません。血虚だと目の乾燥、まぶしい、めまい、爪や髪の毛が脆いなどの症状が出ます。血を増やす、肝臓の機能を改善するなどが改善法となります。


④陰虚や腎精不足

老化や過労、性生活過多、慢性病などによって精や血、体全体の水分などが消耗されてしまうと目を栄養出来なくなることや、体全体の熱が過剰となり、のぼせなどが生じやすくなるなどして目に不快症状が出やすくなります。陰虚や腎精不足ではのぼせ、手足の火照り、精力の低下、月経不順などの症状がでやすくなります。漢方でいう精や血、陰を増やすという特殊な方法が改善法になります。



以上になります。ちょっと単純なことしか明記していませんが、ざっとこれらの原因で目のしょぼしょぼして力が入らないや乾燥といった症状が出ます。


気になる方はぜひみやわきまでご相談くださいませ。





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