こんばんは^^夕方まではいい天気だったものの、夕方頃から雷や雨が降り、よく分からない天候となったここ鹿嶋市です。明日は安定して晴れるという予報となっています。
さて、今回は「目の奥が痛い…という症状の原因と対処法」というお題でブログを書いていこうと思います。
目の奥が痛くなる…ということありませんか?
目の奥が痛くなったとき、どのような改善法をされましたか?
今回は私の今までの経験から、目の奥が痛くなる原因と対処法についてご説明します。
目の奥が痛くなる原因は目周囲の筋肉の緊張
原因は恐らく目の周囲の筋肉の緊張です。緊張すると力が入りますよね。それによって肩が凝ったり、表情がぎこちなくなったりします。これは何も肩や顔だけが特別なのではなく、程度の差はあれ、全身の筋肉が緊張します。目周囲の筋肉も例外なく緊張します。
筋肉が緊張すると視神経が圧迫されることや、血流が悪くなる、筋肉の緊張によって熱が発生するなどによって目の裏側に集まっている神経が刺激を受け、結果、「目の奥の痛み」となって表れます。
先ほども申し上げましたが、緊張が続くと肩が凝り、ひどい場合は肩が痛くなりますよね。更に、肩の過度な緊張と血流不足は、頭蓋骨の筋膜にまで影響を及ぼして頭痛を引き起こすことがあります。この凝りや痛みが目の裏側でも発生していると思ってください。
漢方の言葉で「通じなければ、すなわち痛む」があります。意味は「痛みや痺れのあるところには、気血水の流れが悪いために栄養や酸素が届かない。すると痛みや痺れが出る」となります。正座していると足がしびれるのと同じですね。
緊張して目周囲の筋肉が緊張していると、血管が圧迫されて気血水の流れが悪くなって痛みが発生するということになります。
改善法は緊張を緩和させること
改善法は至って簡単、緊張を緩和させることです。脳からの「緊張してるよ」という指令が解除され、「リラックスしているよ」となると全身の筋肉が緩みます。寝ている時ってぐだーっとなりますよね?その時は目の筋肉も緩んでいるので、目の裏側の痛みを改善することができます。
漢方薬では逍遥散や桂枝加芍薬湯、柴胡加竜骨牡蠣湯、桂枝加竜骨牡蛎湯、抑肝散加陳皮半夏などがリラックスさせる漢方薬として活躍しています。
しかし、体のバランスが乱れているとリラックスできにくい体になってしまうことが…
人間の体はバランスがとれている時は日中の仕事をしている時はやや緊張気味となり、夕方以降の休むべき時間帯になるとリラックスします。その度合いもちょうどいい感じとなり、適度な緊張及び適度なリラックスとなります。
しかし、例えば漢方でいう血虚や陰虚、肝鬱、痰濁などの状態があると、心身のバランスが崩れてしまっているので、脳が過敏な状態となってしまい、結果、過度の緊張や過度のリラックスといったアンバランスな状態が作り出されやすくなります。
過労
繰り返されるストレスによる脳の過剰な興奮
更年期障害(性ホルモンの急激な変化)
貧血やエネルギー不足
栄養バランスの乱れ
胃腸の不具合
ホルモン系の失調
心身の活性低下
脳の疲れ
血流の悪化
過度の冷えや暑さ
寝不足
暴飲暴食
老化による水分保持力低下
各種病気や内臓の機能低下など
主にこれらが原因となり、体全体のバランスが崩れることにより自律神経がアンバランスとなるので、ちょっとしたことで目周囲の筋肉が緊張するという事態が引き起こされます。また、神経の損傷も改善しにくくなるので、痛みが長く続いてしまうという状態にもなりやすいです。
改善は日頃の生活習慣で治せるものは治し、無理なものは漢方薬を用いるようにします。原因を見抜くのは難しいですが、熟練した漢方家なら問題なく改善に導くことができます。
目の奥の痛みが気になってしょうがない…という方はぜひみやわき健康薬局にご相談くださいませ。
それではよい週末を
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