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みやわき健康薬局  宮脇 崇

肥満を抑制するには3つの味を味方につけよう

こんばんは^^三寒四温といいますが、本当に冬~春になる時は気温が大きく上下しますよね。この気温差で風邪をひく方が増えているようなので、皆さんもお気をつけくださいませ。



さて、「肥満を抑制するには3つの味を味方につけよう」ということですが、今回はダイエットや肥満防止に役立つ3つの味についてご紹介して行こうと思います。


現代は本当に「美味しいもの」が多くて困っちゃいますよね。しかもその美味しいものがコンビニで売ってるという。


昔はちょっとハードルの高いお店(高級店や洋菓子店)などにしか売っていなかったので、そんなにしょっちゅう食べられるものではなかったのですが、今はコンビニや通販で簡単に買えてしまうので、それを我慢するのが本当に辛いです。


欲望のまま食べていたらあっという間に体重が信じられない数字に……。という感じですよね。


そんな現代において、救世主となってくれる「3つの味」についてご紹介します。




3つの味は「酸味」「苦味」「辛味」

3つの味とは酸味・苦味・辛味です。

な~んだという感じになるくらいありふれた味ですね。でもこの味が皆さんの体に大きな変化をもたらしてくれます。


なぜかというと、この3味は「体内の余計なものを消し去ってくれる」という素敵な作用があるからです。


順に説明しますね。


酸味はレモンやお酢、梅干しなどに使われています。そのお酢を含むと口がシュワーと刺激を感じますよね。体がその刺激に耐え切れず、唾液を出して中和しようとします。


酸味はこのように刺激があるので、摂取したら体全体が刺激によってワッショイワッショイ状態になります。


刺激が胃腸に入ってくる→その刺激によって胃腸表面の神経が刺激される→刺激が体全体に伝わる→全身の神経が刺激される→全身の代謝が活性化する+体表部の血管が拡張して血流がよくなる=エネルギーの消費が進む→カロリーが消費される


という方程式が出来上がります。


酸味を取るとスッキリしませんか?それは全身のエネルギー代謝が活性化されて血液中にエネルギーが増える(クエン酸によるATP回路の活性化)ことと、そのエネルギーが血流が活発になることによって全身に隈なく運ばれることが要因です。


故に「ストレス解消にいい」とされています。


また、酢は酸性度が強いので骨や肉、脂肪、赤血球などを溶かして尿として排出させるという作用があります。この働きによっても痩せやすい体質維持に役立つということが分かります。




苦味はアルカロイド類やポリフェノール類が元となり作り出している味です。この苦みが入ってくると胃と腸の動きが活発になります。胃酸や腸液、膵液、胆汁が沢山分泌され、その刺激で動きが活発になります。


なぜそうなるかはわかっていませんが、一説によると、苦みは腐ったものや毒の味(アルカロイドは毒です)なので、早く体外に排出させようと、体が胃液、腸液、膵液、胆汁で溶かし、蠕動運動を活発にさせて体外に排出させるからだという話もあります。


このように口から入ったものを早く通過させて便として排出させるという働きにより、小腸の通過時間も早くなり、結果、吸収できる量が減少するのでダイエットに効果が期待できるということが分かります。


また、アルカロイドやポリフェノール、胆汁酸には抗酸化、抗炎症、血流改善、麻痺という働きもあります。この働きによって全身の熱が冷めやすくなり、脳の興奮性が抑制されることも、ストレス食いや便秘、尿の出渋りなどを改善してくれるのでダイエットに役立ちます。




最後に辛味です。辛みは単純に体温を上げて代謝を活性化させてくれます。食べることで消化器の粘膜が刺激され、その刺激で神経が刺激される→代謝及び熱生産が活発になる→エネルギーの燃焼スピードが上昇→ダイエットに役立つ、というメカニズムが成り立ちます。


このように、エネルギーの燃焼は進みますが、一方で脳を興奮させるという作用も併せ持つので、食欲が増進してしまうというデメリットもあります。なので、辛味を取り入れると食欲が出てしまい余計に太ってしまった…ということにもなりかねないので、上手に用いるようにしましょう。




代謝が悪くあまり心身の興奮度が低いという方は酸味と辛味。

いつもイライラいしていてストレス食いがひどいという場合は苦み。


このような使い方が必要です。





逆に摂り過ぎたらよくないのが甘み、塩味、脂質

逆に体のエネルギーとなるのが「甘味・塩味・脂質」です。この3つ美味しいですよね。なぜかというとエネルギーなので身体が求めているからです。


成長期やお腹が減っている時はこれらの味を求めるという傾向があります。


しかし、困ったことに、栄養が満ち足りていても人はこの3種の味を求めます。求め続けると、当然の如く栄養過多となるので肥満が作り出されます。


肥満はあらゆる病気の原因になることがわかっていますので改善しなければなりません。


なので、辛いとは思いますが、エネルギーとなる甘味、塩味、脂質をちょっと制限して、先ほど挙げた酸味、苦味、辛味を積極的に摂取して頂きたいと思います。





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