胃もたれやゲップに伴って出る失神しそうになるめまいの原因

こんばんは＾＾朝からめちゃくちゃ寒く冷蔵庫の中にいるような感じだった鹿嶋市です。昨日までが暖かかったので余計に寒く感じますよね。

さて、本日は「胃もたれやゲップに伴って出る失神しそうになるめまいの原因」という内容でブログを書いていこうと思います。

皆さん失神しそうになるめまいを感じたことがありますか？

急に頭が真っ白になるやつです。

立ちくらみに似てますが、今回ご紹介するのは「胃もたれやゲップを伴う」という特徴があります。

胃もたれやゲップを伴う失神しそうになるめまいの原因は迷走神経刺激

皆さん迷走神経って知ってますか？

迷走神経とは内臓（胃、小腸、大腸や心臓、血管など）に多く分布し、体内の環境をコントロールしている神経です。脳から末梢器官へ情報伝達する下行性の神経と、末梢器官から脳へ伝達する上行性の神経に別れます。

下行性の神経は副交感神経によって構成されています。脳からの情報伝達によって副交感神経が刺激されると（迷走神経刺激によって）、血圧が低下したり、消化管運動が促進されたりします。

この迷走神経がなぜ刺激されるのか？

これはあくまでも私の仮説ですが、暴飲暴食や冷たいものの摂取、水分の摂りすぎなどによって胃腸の働きが悪くなると消化が悪くなります。すると、脳は胃腸の機能を活性化させようと、下行性の神経を刺激して活性化させるという反応を起こします。

もう一つは胃腸の機能が低下していると消化吸収がうまくいきませんので、いつまでも飲食物が胃に停滞するという状況が作り出されます。すると、ふと立ち上がった時や歩いている時、動いた時など腹圧が増した時に、内容物が胃から食道に逆流→噴門部（胃と食道の境目にある部分）周辺に多く張り巡らされている迷走神経を刺激するという状況が作り出されやすくなります。

迷走神経が刺激されるとなぜめまいが生じるのか？

これは先ほど説明した通り、胃腸周辺の迷走神経が刺激されると脳に刺激が行きます。すると脳の迷走神経が刺激され、その信号が体全体に発せられ、副交感神経が刺激→血圧降下、心拍数の低下、血管拡張などが生じて脳への血液循環が低下して失神しそうになるめまいが生じます。

胃腸が弱っていると、脳が副交感神経を刺激して活性化させようとしている、という土台があるので余計に心身の緊張度が低下していることもあり、脳虚血が引き起こされやすくなります。

改善法はどうしたらいいの？

これは簡単ですね。胃腸の働きを良好にする、これだけです。

今回のめまいは「胃もたれやゲップに伴って出る」というピンポイントな理由によるものなので、原因は「胃腸の機能低下による迷走神経刺激」一択になります。よって、胃腸の機能を改善するだけで治ります。

店頭にて何十例もの人を治してきたので自信があります。

• 暴飲暴食

• 冷たいものの摂りすぎ

• 水分の過剰摂取

• 胃腸の調子を崩している

• ストレスで調子が悪い

• 先天的に胃腸が弱い

• 低気圧による影響

などで胃もたれや食欲不振、膨満感、口が水っぽい、水分を摂りたくないなどがあり、更に舌をみたら苔が厚い、舌が全体的にむくんでいる、弱々しく締まりがないなどの特徴が伴いやすいです。不整脈や動悸、頭痛、頭重、体が重い、だるいなども伴いやすいです。

更にもう一つ重要な特徴があります。それは、立ち上がった時や歩いている時などの体を動かしている時や、ゲップやしゃっくりなど強制的に腹圧が高くなる時に症状が出やすいという点です。腹圧が増して内容物が逆流することで迷走神経が刺激されるのでこのような特徴が伴います。

どのような漢方薬を用いればいいのか、ということですが、基本的には五苓散や苓桂朮甘湯、半夏白朮天麻湯、平胃散、晶三仙、半夏瀉心湯などの胃薬になります。これらの中から、その人の症状や体質に見合ったものを用いるようになりますね。

自分では何を飲んだらいいか分からない…という方はお近くの漢方薬局に相談してみてください。意外と簡単な分野なので治してくれると思います。相談するところがない…という方はみやわき健康薬局まで。遠方の方でもLINEやお電話にて対応させていただきます。

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