写真ACさんより引用
こんばんは^^昨日は春の陽気だったのですが今日は一転して真冬の寒さ&雨。そして明日はまた暖かくなるようです。ちょっと体がどうにかなっちゃいそうですね…。
さて、「胃腸は湿を生み出す臓器」ということですが、皆さんの胃腸は元気ですか?胃もたれや胃痛そして下痢便秘など、胃腸は何かと訴えの多い臓器として有名ですが、それ以外にも調子がよくないと「湿」というものが生まれてしまう場所でもあります。
湿とは言葉の通り湿気のことです。胃腸の状態により、四肢や皮膚・粘膜(のど、鼻)などの場所の湿気が変化します。
なぜ胃腸と湿が関係しているの?
胃腸は自律神経と密接な関係があります。緊張すると胃腸も緊張するのでげっぷや下痢が多くなります。リラックスすると逆に胃腸が広がるので食欲が増す、過度になると便秘するなどの症状が出やすくなります。
湿が多くなる時というのは過度のリラックスがある時です。胃腸が疲れる、先天的にリラックスしやすい状況があると胃腸が常にリラックスしている状態となります。すると、胃腸のリラックスが全身をリラックスさせます。全身がリラックスすると保水力が増してしまうこと、細胞からヒスタミンが漏れ出しやすくなることなどの影響により体全体に「湿」が多くなります。
体に湿が増加しているサイン
だるい
ねむい
食欲不振
立ち眩み
耳が詰まる
手足がふくむ
関節痛
冷え
のぼせ
皮膚炎
肌のかゆみ
鼻炎、副鼻腔炎、後鼻漏
動悸・不整脈
ニキビ
口臭
体臭
水虫
まぶたの発疹
湿の発生を予防、改善するにはどうすればいいのか?
湿を改善するには、まず食事をしっかり改善しなければなりません。甘いもの、脂っこいもの、タンパク質過多、冷たいものの摂取など「消化の悪い」ものは食べないようにします。これを心がけた上で、消化がいいバランスの取れた食事を腹八分目頂くようにします。
更に自律神経のバランスが低下してしまうと胃腸の調子も狂ってしまうので
・疲労
・寝不足
・遊びすぎ
・運動不足
・緊張感のない生活
・不規則な生活習慣
・ストレス
・食事のバランス悪化
・菓子類の食べすぎ
・飲酒、喫煙
・水分の摂りすぎ又は不足
・添加物の過剰な摂取
などは気を付けるようにします。
豆もやしやとうもろこし、かぼちゃ、大麦、ハト麦、昆布などは湿を外に出す効果があるのでおすすめです。その他、あさり・しじみ・青背の魚海藻・きのこ・たけのこ・根菜(ごぼう・大根・かぶ・にんじん)・アスパラガス・かぼちゃ・小松菜、ほうじ茶、ウーロン茶、プーアール茶などもいいでしょう。
漢方では
・参令白朮散
・六君子湯
・平胃散
・ヨクイニン
・五苓散
・温胆湯
などがよく利用されています。
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