こんばんは＾＾朝から気温が低く風が寒く感じられた鹿嶋市です。これから11月が近付くにつれてさすがに冬っぽく寒くなってくると思いますので、心身を冷やさないよう注意しなきゃですね。
さて、本日は「自分で自分の健康を守れるようになった現代の憂い」という話題でブログを書いていこうと思います。
皆さん暮らしていて不自由ありますか？
ストレスがある
忙しい
睡眠時間が短い
心身に不調がある
などいろいろあると思いますが、昔のように
食べるものがない
着るものが買えなくて寒い
感染症の治療薬がない
全て肉体労働で心身が辛い
などの命に危険性をもたらすような辛さはないと思います。
一番の違いは
ある程度ですが食べたいものを食べることができる
質のいい医療にかかることができる
住む環境が心地よい
心身を動かす機会が減り、逆に脳を酷使することが増えた
ということではないでしょうか。
この違いによって健康を選べるようになった
昔は否応なしに食べるものがなくて栄養状態が悪い→免疫の低下→脚気や感染症、不潔による食中毒、胃腸炎、胃病、寄生虫などにかかってしまうことが多かったのですが、自己管理及び医療機関を受診することによって健康状態をある程度維持できるようになってきました。
しかし、一方で
食べ過ぎてしまう→糖尿病や高血圧、血管の病気（脳梗塞など）、がんなど
運動不足→フレイル、骨粗しょう症、脂質異常症、糖尿病、血管の病気、精神疾患、めまいなど
飲酒や無駄な薬、サプリなどの飲みすぎ→肝機能や腎機能の低下
脳や気の使い過ぎ、寝不足→各種ストレス疾患、胃腸病など
寒暖差のない生活、生活過ぎる生活→皮膚病、アレルギー、冷え症など
目や耳の酷使→視力低下、難聴
といったリスクが増加しているという問題があります。
美味しいものを好きなだけ食べることができる
体を動かさずに生活することができる
太陽光を浴びずに生活することができる
好きなだけお酒を飲むことができる
好きなだけ仕事することができる
好きなだけスマホを操作し続けることができる
好きなだけ音楽を聴き続けることができる
など、ある程度制限なく自分の思うように好きなことを行うことができるようになったので、自分自身で制御しないと「逆に健康を損なう危険性がある」時代になりました。
先日の新聞に子供の視力低下と聴力低下、そして高齢者の骨粗しょう症の問題が記載されていました。スマホやパソコン、勉強によって視力が低下し、イヤホンにて音楽を聴くことによって聴力が低下する。高齢者は運動不足、日光浴不足によって骨粗しょう症が進行してしまうという内容です。
これはまさしく現代の生活を反映しているものであり、自分の行動によって健康を選ぶことができるということを意味しています。
ここで大事になるのが漢方でいう「中庸」という言葉
✅中庸とは：極端な行き方をせず穏当なこと。片寄らず中正なこと。
要するにバランスを大事にするという考え方です。
具体的には
食事はバランスよく腹八分目
労働と休養はバランスよくメリハリをつけて
適度な運動を取り入れて習慣にする
四季を通して外気に触れて心肺を鍛える
スマホを見る時間、音楽を聴く時間はほどほどに
お酒の量は少量とする
ストレスは少しだけ
など、何事も無理がない程度としつつ、少しのストレスを取り入れて生活していくことが大事になります。
美味しいものが目の前にあっても、全て食べてしまったらエネルギー過剰の状態となってしまうので心身によくありません。なので、適度に調整して食べるようにします。また、我慢して食べることにより、次の料理をよりおいしく食べることができます。
寒いから運動するの嫌だな…と思っても、使わない筋肉はすぐに衰え、体力も低下してしまいます。結果、風邪への抵抗力低下などのリスクが生じます。なので、ストレスを感じても外に出て運動するようにします。このストレスにより、休むという行為に満足感が得られて熟睡することができます。
昔は否応なしに同じような生活を強いられることが多かったのですが、今は自分の健康を選択することができる時代になりました。
あなたは自分の健康をどのように管理していきますか？
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