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みやわき健康薬局  宮脇 崇

自粛のしすぎは脳も体も弱る


こんばんは^^だいぶ春が進み風が柔らかくなってきました。店の横に咲くモッコウバラが楽しそうに咲き出しました。


さて、「自粛のしすぎは脳も体も弱る」ということですが、今は新型コロナウイルスによる自粛時期となっておりますので、「なるべく外に出ない」というのが社会に浸透しています。


これは国の非常事態であり、感染を抑え込むのに絶対に必要なことであり、1日でも早く経済を復活させるためには各人が守らなければならないことです。


しかし、自粛をしすぎてしまうと「脳と体」が確実に衰えてしまうので注意が必要です。



なぜ自粛で脳が衰えるのか

皆さん家にいる時と会社や学校にいる時と、どちらが脳が動いていると思いますか?これは聞く必要もなく会社や学校にいる時です。情報の量が全く違います。一歩外に出れば日差しや風、音が五感を刺激し、更に転ばないよう、事故を起こさないように気を使います。更に他人に見られているという緊張感、人から話かけられた時に社会人としての返答をしなければならないなど、普段当たり前にやっていることというのは、実は脳を刺激して脳の衰えを予防しています。


特に社会的な立場で人と接するという行為は、常に外見、表情、言葉、行動、相手に合わせるなどに気を使う必要があるので脳の活性を高めます。


家にいるとこれら刺激が全てなくなるということになるので、脳が衰えてしまうということに繋がります。とはいっても、これらデメリットを上回るほどに頭をフル回転して仕事をしている、勉強をしているといった場合には別になりますが。



なぜ自粛で体が衰えるのか

これは言わずもなが、体を動かさないので筋力及び体力が低下します。ただ座るにしても家では弛緩して後ろに寄りかかっているのに対し、仕事場では背筋をピンとさせて座っているという人が多いです。背筋を伸ばして座るだけで全身の筋力が使われるので衰えを予防することに繋がります。


次に先ほど脳で説明しましたが、緊張感によって全身の筋肉の緊張度が全然異なってきます。家にいる場合には緊張度が少ないので全身の筋肉及び神経の活性が低下します。すると全身の代謝も低下します。一方外で仕事をしている場合には緊張度が高まりますので、筋力及び神経の活性が高まりますので、肥満の予防、筋力の低下予防効果を高めてくれます。



このデメリットを解消するにはどうすればいいのか?

改善法はいたって簡単です。


筋トレしましょう。多くの人と会話しましょう。


とはいえ人間は辛いことは中々できないもの。なので、学生の頃の時間割のように「日課」としてしまいましょう。


・朝起きたら人がいない近所を散歩する

・家に帰ってきたらラジオ体操を行う

・風呂上りに腕立て伏せとスクワットを30回ずつ行う

・階段の上り下りを10往復行う

・日光浴を1日最低30分は行う

・毎日日記をつける

・用事もないのに会社に電話をかけてしゃべる

・ズームやLINEにて雑談をする時間を設ける

・SNSなどで交流をする


など、自分なりに時間割を決めて動くようにします。ちなみに我が家では子供たちに時間割を作ってその通りに行動しています。7時起床、8時~12時まで勉強、1時~2時までは体育、2時~5時まで自由時間など。


この自粛はいつまで続くか分かりません。すぐに終われば問題ないのですが、2年間は続くという科学者もいるので、いつ終わるかは分からないと思い自分の行動スケジュールを組んで律していくということが求められます。


脳や筋力、体力の衰えは一度低下してしまうと元に戻すのはとても難しくなります。よって、パフォーマンスをなるべく保てるような状況を自分で作っていくということが大事になります。




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