こんばんは^^早くも梅雨のような様相を呈してきたここ鹿嶋地方です。ジメジメ天気は何度経験してもダメですね。
さて、「血液サラサラは万人にいい訳ではない」ということですが、相変わらず血液サラサラという言葉をよく聞きますね。
この血液サラサラ。素晴らしい言葉のように聞こえますが、実は万人にいいというものではありません。
説明に移る前に血液サラサラとはどのような状態なのか?を簡単に説明します。
✅血液サラサラとは
血液中に不純物が少ない
血液の粘性土が低い
血液中の水分量・ミネラルの量が正常
血管が正常に拡張している
血管を圧迫する筋肉の痙攣がない
血管の状態が良好
血圧が正常
このような状態をいいます。要するに血液が滞りなく末端部まで流れている状態をいいます。
血液サラサラは万人にいい訳ではない理由
血液をサラサラにしすぎてしまうと、血液中の栄養成分が低下した状態ということになるので、エネルギー状態があまりよろしくない方はエネルギー不足に陥ってしまいます。
例えばコレステロールなどを抑制させる薬を飲んだり、脂質の栄養を極端に抑制したとします。すると、血液中の脂質の割合は低下するので、それによるリスク(動脈硬化や血管の梗塞、出血)は抑制できますが、一方でエネルギーが不足してしまい、体力の低下や精力の低下、ストレスへの耐性低下など様々なエネルギー低下によるリスクが生じます。
また、体表部への血流を促すような漢方薬がありますが、そのような薬を長期に渡って飲み続けると、脳や腎臓、肝臓といった重要な臓器にいくべき血液が、体表部に多く流れるという状況が作り出されるので、人によっては脳貧血や動悸、むくみなどの不快症状を助長させることがあります。
更に、血管拡張作用のあるものを必要以上に使い続けると、神経を過剰に刺激することがあるので、自律神経症状(頭痛や不整脈、不眠、イライラ、不安感など)が強く出ることもあります。
いったいどうすればいいの…?
えっ、いいと思って血液サラサラを心がけていたのに…。
とお困りの方も多いと思います。
血液サラサラは決して悪いことではなく、長期的にみれば「血管へのリスクが低下する」ので絶対に心がけてほしいこと、ですが、先ほど申し上げた通り、多少のリスクがあるので、実際には「適材適所」という考えのもと血液サラサラを利用していくことが大事になります。
血液の流れが悪くなるには必ず原因があります。
✅血液の流れが悪化する要因
貧血
体内水分量の減少
心身の疲れ、体力の低下、筋力の低下
血管内皮の老化
脂質や糖質が過剰
緊張による血管の収縮、圧迫
胃腸・心臓・肝臓・腎臓・脳などの機能低下
各種慢性病
更年期(男女とも)
✅まずは原因の改善を行う
補血(鉄+たんぱく質の摂取・出血の改善)
たんぱく質の摂取、漢方の補陰薬の服用
運動で心身を鍛える、疲れている場合は休む、漢方の補気薬の服用
血管内皮を再生させる(脂質の摂取を抑える、禁煙、血圧を正常に)、補腎薬・田七人参などの服用
食べ過ぎ、飲みすぎを抑制する(代謝を改善する漢方薬の服用)
ストレスを発散する、ストレッチ、軽い運動、抗ストレス効果のある漢方薬の服用
各臓器の機能を助ける生活習慣、漢方薬の服用
慢性病を病院で治療する、体質改善の漢方薬を服用する
性ホルモン様の食べ物を適度に摂取する、ストレッチの習慣、軽い運動の習慣、女性ホルモン様作用の漢方薬&自律神経を整える漢方薬の服用
✅血流が悪化している時の症状
頭痛や肩こりが多い
肌や粘膜の色が悪い(黒っぽい)
関節痛
手足がしびれる
触ると冷たい
温度の感覚が乏しい
冷えのぼせ(顔はのぼせるけど足は冷える)
生理痛が重い(血塊が混ざる)
目が疲れる、目の機能的な病気
頭髪が薄い
傷が治りにくい
出血が治りにくい
手のひらだけ赤い
あざができやすい
耳鳴り
鼻の頭が赤い
歯茎が黒い
胸部に痛みを感じる
サメ肌
イライラしやすい
不眠・逆に眠くてしょうがない状態が続く
下肢静脈瘤
これら症状がある場合には、原因が何かを考え、その原因をまず改善することが大事になります。それから血液サラサラ効果のある漢方薬やサプリメントを使うかどうかを決めます。
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