こんばんは^^朝からカラっとしたとても気持ちのいい一日となりました。このまま気持ちのいい日が続いて欲しいですが、そうは問屋が卸さない、らしいです。
さて、「辛いけどきっといいことがある。死にたい気持ちを消す方法」ということですが、このコロナ禍で気分が落ち込んでしまい辛い…とお悩みの方が増えています。
死にたい…というほどまでに気分が落ち込んでしまっている方がいらっしゃるようなので、今回は、死を考えてしまうほどに落ち込んでしまう理由と、その気持ちに対する対処法についてご紹介していこうと思います。
複合的な理由が気持ちをとことん低下させる
NPO法人自殺対策支援センター清水氏によると、自殺は単独の悩みではなく4つ以上の複合的な悩みを抱えることよってリスクが高くなることが分かっているといいます。
✅抱えている悩みの例
将来への不安
失業
仕事の悩み
借金や貧困
家族の悩み
健康の悩み
介護問題
社会への不信感
孤独
現在はコロナ禍により、収入の激減や気晴らしできないことによるストレスの鬱積、常に付きまとうコロナ感染への不安、孤独など、新たな悩みが加わっています。それにより、単一の悩みが複合的要因に発展することが多く、死を意識するというとんでもない方向へ飛躍してしまう事例が増加していると想像できます。
脳はマルチタスクに弱い
脳の中でストレスに対処するのが大脳皮質と大脳辺縁系。ストレスが単一でそれほど大きなものではない場合は、脳の能力にまだ余裕があるので、趣味を楽しんだり、美味しいものを食べてストレス解消したいという「快刺激」が入り込む余裕があるのですが、ストレスがいくつも重なると脳はその処理でいっぱいいっぱいになってしまい、快刺激を楽しむことや想像することができなくなってしまいます。
そうなると、思考は「悩み」で支配されてしまい緊張状態が高まっていきます。その結果、やがて心身が疲れ果ててしまい、楽になりたい…と死を意識するようになります。
状態を開放に導くには「まず休むこと」
「過度な仕事や運動、メンタルの悩みなどを脳はすべて『ストレス』として受け取り、対処するためにさまざまな指令を体に送ります。強いストレスが続くと脳内の処理が増大して活性酸素が発生し、脳が酸化ストレスにさらされ本来の働きができなくなる。そのとき脳は『疲れた』というシグナルを体に送るのです」すべての疲れは「脳の疲れ」 脳疲労をためない新習慣
上の引用にもあるように、脳はメンタル的な悩みにプラスして、体の疲れも悩みの一つとしてカウントするという性質があります。なので、一つでも悩みを減らすべく、しっかり休んで疲れを解消させなければなりません。
また、睡眠は「脳を休ませて機能を正常に保つ」という働きもあるので、しっかり眠らないとストレス耐性が低下して、ストレスによる悪影響を増大させてしまいます。なので、まずは心身をしっかり休ませるということが必須となります。
そして人と話をして悩みを解決する。あるいは同調して快刺激を得る
きっちり休んで心身の状態を良好にすることができたら、次は人と話をして悩みを解決します。自分ひとりで一生懸命悩んでいるものの解決方法が分からない…、でも、誰かに相談するとすぐに解決するということないですか?失礼かもしれませんが、意外と人の悩みってちっぽけでどうでもいいことは多いです(もちろんちっぽけじゃない悩みの方が多いですが)。そのような悩みは誰かに話をすればすぐに解決します。先ほど説明した通り、悩みの数は少ない方がいいので、解決できそうなものは相談して解決するようにしましょう。
更に、原因が「人」である場合はきちんと話をして解決するようにします。孤独や育児で悩んでいる場合は旦那さんと自分の親などに相談して協力してもらうようにしましょう。その時、きちんと自分の意思を伝えるようにします。
また、会話は「同調」という快刺激をもたらしてくれます。「コロナに感染するの怖いよね」と友人に相談したとします。すると、友人から「私も怖いの。だからマスクと手洗いは徹底してる」という返事があったとします。このように同調している人がいることは、「私と同じ考えの人がいたんだ。みんな悩んでたんだ」となり、安心しませんか?
大事なのは「人に頼る」こと。ほとんどの人は協力的です。人に頼れない、相談できる人がいないという人は「ココナラ」などを使うのも手の一つだと思います。
こころの健康相談統一ダイヤルなどに相談するのも手です。
0570-064-556
少し余裕ができてきたら私生活に楽しみを取り入れる
✅楽しみや生きることの促進要因
将来の夢
家族や友人との信頼関係
やりがいのある仕事や趣味
旅行や買いもの、食事
お金儲けや社会貢献
信仰
とにかくたくさん笑ってみる
社会や地域に対する信頼感
楽しかった過去の思い出
これらを自分の生活に取り入れていくようにします。
具体的には
大好きなレストランに行く予定を立てる
マッサージに行く予定を立てる
ボランティア活動を行う
スキルを得て金儲けをする。そのお金で旅行に行くという予定を立てる
新しいスポーツや筋トレを始める
など。
何をしても悩みが一向に減らず解決しない、死にたい願望が日に日に強くなるという場合は、躊躇することなく医療機関を受診するようにしましょう。
相談ダイヤル
こころの健康相談統一ダイヤル 0570-064-556
よりそいホットライン 0120-279-338
いのちの電話 0570-783-556
チャイルドライン 0120-99-7777
悩みが解決した後でも不安感やソワソワ感がある、眠りの質が悪い、何をしても楽しくないという、うつのような状態が続くことがあります。この場合は、脳及び臓腑の機能、エネルギー代謝などが低下していることが原因なので、時間が解決してくれるのを待つしかありません。じっくり1~2年かけて治すつもりで取り組みましょう。漢方などを使うとスピードが速くなります。
以上、月並みになりますが、死にたい気持ちの原因と解決法になります。
大事なのは
睡眠をたっぷりと取り、脳と体の疲れを改善すること
たくさんの人と話をして悩みの数を減らすこと
何をしてもいい方向に向かない時や自殺願望が強い時は医療機関を受診すること
うつ症状に陥ってしまった場合は時間をかけて治すこと
です。お悩みの方はぜひみやわきにご相談くださいませ。
ご相談は直接お越しになる以外にも、お電話、メール、LINEなどで対応しております。ぜひお気軽にご利用くださいませ。 TEL 0299-82-6897(お電話の場合はすぐに対応出来ない場合があります。予めご了承くださいませ) mail miyawaki-kenkou@amber.plala.or.jp LINEはホーム→友だち→公式アカウント→「みやわき健康薬局」で検索してメッセージ下さいませ
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