こんばんは^^今日は暑かったですが、湿度が低く風が吹いていてくれたので少し楽でしたよね?昼休みにふと空を見上げると大きなの入道雲が見えました。夏ですね。
さて、今回は「過労から肝機能低下となる仕組みと対処法」という話題で進めていこうと思います。
皆さん肝臓の大切さってご存じですか?
肝腎要という言葉がある通り、人間が健康を営んでいく上で最重要の臓器となっています。もちろん他の臓器も大事なのですが、その仕事量が半端ないので最重要という位置づけとなっています。
✅肝臓の仕事
体に必要な蛋白の合成・栄養の貯蔵
有害物質の解毒・分解
食べ物の消化に必要な胆汁の合成・分泌
これが肝臓の仕事になります。大雑把に言うと、体に必要な栄養の合成と毒性物質の解毒を行っている臓器です。肝臓がないと口から入り小腸から吸収された栄養素を体で使えるものに変化させることができません。貯蔵もできないので不足した時に補うこともできません。また、発生した老廃物や毒性物質も解毒されないのでいつまでも体内を漂い続け体を傷害し続けます。考えただけでも恐ろしいですよね。
ちなみに、人工的に人間の肝臓と同じ働きをする化学工場を作ることは不可能といわれ、もし似たような工場を作るとしたら、東京23区ほどの膨大な面積になるといわれています。
その大事な肝臓の機能を低下させると一般的にいわれているのが
アルコールの摂取
喫煙
暴飲暴食→脂肪肝
肝炎ウイルスへの感染
薬の過剰摂取
肥満、糖尿病、脂質異常症、高血圧
血流障害
ストレス
昼夜逆転の生活
自己免疫疾患
などになります。
しかし、過労も肝臓を弱らせるのでご注意を
「えっ、過労で?」
と思う方が多いかと思いますが、あまり肝臓が先天的に強くない方などは、過労によって機能が低下してしまうことがあります。
✅その理由は仕事量が増えるから
・過労
↓
・筋肉や脳を動かす時間が増える
↓
・筋肉や脳に送る栄養が増える
↓
・栄養を作り出す肝臓の負担が増える
↓
・肝臓が疲れる
↓
・肝機能の低下
更に
活性酸素の増加&ストレス→血流障害→肝臓の細胞が傷害というものあると思います。
要するに肝臓の仕事が増えるんですよね。仕事が増えすぎると疲れますよね。
心身が強い人であれば耐えられますが、弱い人はひとたまりもなく過労の悪影響で肝臓の機能が低下してしまいます。
事実、当店で肝機能の低下を訴えている方のご相談をお受けしますが、過労による原因にて機能低下と思われる症状を訴えている(実際に病院の検査にて数値として出ている)方が大勢いらっしゃいます。
過労気味で以下のような症状がある方は注意かも
✅肝臓が弱っている時に出る不快症状
体がだるい
油ものが苦手(全般的に食欲不振)
動悸や息切れがでる
無理ができなくなった(すぐに疲れる)
情緒不安定(不安感が強くなる)
目の異常が多くなる
関節痛が出やすくなった
足がつりやすい
物忘れがひどい
悪夢を見る
アルコールや薬に敏感
足がむくみやすい
お腹に張りを感じやすい
風邪のような症状が出る(変な寒気)
皮膚に何もないのに痒みがでる
よく吐き気がする
顔色が茶色+くすむ
どうすればいいのか?改善法は??
答えは簡単ですよね。過労が原因ならば過労しないようにセーブして生活することです。この世に健康以上に大切なものはありません。もちろんお金は大切ですが、体を壊してしまっては稼ぐことができませんし、病院代などで余計にお金がかかってしまいます。
健康はバランスです。先ほど肝臓を弱らせる原因を挙げましたが、これら以外にも無限に原因はあります。よって、これをしていないから大丈夫!ではなく、心身のバランスが乱れたら病気が発生すると認識し、過労や睡眠不足はないか、食事のバランスはとれているか、ストレスの発散はなされているか、家族との関係性は良好か、人生を楽しんでいるかなど総合的に判断してバランスの乱れを是正していく必要があります。
人間は惰性に弱いです。今まで大丈夫だったのだから問題ない、と判断しがちですが、全くそんなことはなく、バランスが乱れていると病魔は確実に心身を蝕み続け、やがて時が来たら病気となって襲い掛かってきます。なので、定期的に自分の生活を見直してバランスを是正していくことが必要になります(あまり神経質になる必要性はありませんが)。
特に「楽しむ」「休養する」「やりすぎはしない」は大事になります。旅行などの大きなイベントからハーゲンダッツを食べるという小さなイベントまで日々計画し、それを糧に人生を楽しみながら生きるというのはとても大事になります。楽しむことは人生を豊かにすると共に、ストレスを軽減させ、更に五臓及びホルモン系、脳を活性化&安定させてくれます。
休養は先ほどご説明した通り、過労は肝臓の過労を招いてしまうので、日々しっかり休養する時間を設けることが大事になります。
やりすぎはしないは暴飲暴食、アルコールの飲みすぎ、仕事のやりすぎ、逆に休みすぎ、運動のしすぎ、性行為のしすぎ、ゲームのしすぎなど、何でも根詰めてやりすぎるのはよくありません。バランスを意識するようにしましょう。
もちろん、自分でどうしようもない…という時は漢方療法が適応になります。お悩みの方はぜひみやわきまでご相談くださいませ。店頭相談はもちろん、LINE相談もお受けしています。
ご相談は直接お越しになる以外にも、お電話、メール、LINEなどで対応しております。ぜひお気軽にご利用くださいませ。 TEL 0299-82-6897(お電話の場合はすぐに対応出来ない場合があります。予めご了承くださいませ) mail miyawaki-kenkou@amber.plala.or.jp LINEはホーム→友だち→公式アカウント→「みやわき健康薬局」で検索してメッセージ下さいませ
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