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適当に漢方薬を選ぶと副作用が発生する理由

  • みやわき健康薬局  宮脇 崇
  • 2024年9月27日
  • 読了時間: 5分

こんばんは^^今日は午前11時くらいからずっと雨。気温もだいぶ下がり楽になってきましたが、まだちょっと暑さに注意する必要がありますね。



さて、本日のブログは「適当に漢方薬を選ぶと副作用が発生する理由」というお題になります。


皆さん適当に漢方薬を選んでいませんか?

ごく短期間であれば適当に選んでもさほど問題を発生させませんが、長い間飲み続けてしまうと、合っていない場合には副作用を生じさせるので注意が必要です。


今回はその理由についてご説明します。




まず、漢方薬は薬なので作用があります

始めにご説明したいのが「漢方薬は薬である」ということ。

名前に薬が入っているので当たり前でしょ…という突っ込みを受けるかと思いますが、「漢方薬は効き目が穏やかで副作用がない」という、準薬的な勘違いをしている方がいらっしゃるので確認の意味で申し上げました。


薬なので当然のことながら「効果」があります。効果とは例えば「熱を下げたり鼻水を止めたりすること」をいいます。即ち体の状態を変化させることですね(いい方向に)。


例えば大黄という生薬。下剤としてよく使われています。効果は腸壁を刺激して腸の蠕動運動を活発にさせて便の排出を促すことです。実際に大黄を服用すると、その刺激作用によって腸の動きが活発になることが確認されています。


これが薬の作用ですね。漢方生薬には各々このように、体に中に入ることによって変化をもたらすことが確認されており、その変化によって症状や病気を治し、また、バランスを整えて健康な状態を維持するように使われています。



では、この作用のあるものを適当に使うとどうなるのか?

適当に使うというのは、よくわからないのに適用に「何となく体に良さそうだから」という理由で漢方薬を利用することをいいます。肌に良さそうだから、血流がよくなるから、胃腸に良さそうだから、脳に良さそうだからなどの安易な理由で漢方薬を選んでいませんか?


そのような理由で選ぶと、当然のことながら体に合っている確率が低くなりますので、効能が得られないばかりか、副作用が出る可能性が高くなります。


なぜそうなるのかというと「薬には作用があるから」です。


例えば先ほどの大黄。便秘だからといって大黄が入ったものを利用すると、例えばお腹が冷えてさらに機能が低下して便秘している場合には、さらに胃腸の機能を低下させてしまうので、食欲不振や胃もたれなどの副作用を引き起こしてしまうことがあります。


また、よく聞く心身を元気にする生薬の人参。人参には交感神経を刺激するという効果と体を温めるという効果があるので、心身が冷えて弱っている方に適応になります。この生薬を特に弱っていない健康な人が飲み続けると、交感神経が亢進してしまいイライラや不眠、腹痛、動悸などの症状を発生させることがあります。


要するに、弱っているから人参を服用して正常なラインに戻すのが本来の目的なので、元気で正常なラインにいる人が服用してしまうと、病的なライン(興奮させすぎるとストレス状態となるので病的な状態となります)に向かわせてしまうということになります。


血流改善薬などもそうですね。血の流れは良好な方がいいからと言って適当に血流改善薬を服用する方がいらっしゃいますが、血流改善薬の多くは血管を拡張させるので、熱が入っていてそもそも血流がいい人や血液の量が少ない人に使うと、心臓や脳、胃腸といった大事な場所への血液循環量が減るので、めまいやふらつき、動悸、食欲不振などの副作用が出ます。




体の中を見抜いて使わないと効果がないばかりか副作用が出る

漢方薬は不快症状や病気の改善、そして老化などによる各所の機能失調などを調整する目的で使います。なので、その不快症状が「何が原因で出ているのか」を把握しないと使うことができません。


血が不足しているのか、脳の活性が低下しているのか、ストレスで脳が興奮しているのが原因なのか、胃腸の機能が低下しているから体の栄養状態や水分代謝が悪いのか、老化による動脈硬化が要因なのか、性ホルモンの機能低下による抗炎症作用の失調があるのかなどや、陰陽のアンバランス、冷えや熱、内臓の機能など様々なことを考えて原因を特定させます。


そして原因を改善させるために漢方薬を用います。

当然ですが、原因に合致しない薬を使ってしまうと、心身のバランスを余計に乱してしまうので副作用が出るということになります。


我々プロの漢方家でも、原因を完全に特定させるのが困難であることが多々あります。通常は何回か漢方薬をお出しさせていただき、段々と原因を確定させていくという感じになります。このように原因を見抜いて処方を確定させるのはかなり難しい作業となります。


なので購入する、処方される際にはしっかりとした知識のあるプロから購入するようにしましょう。間違っても自分で考えてネットなどで購入しないようにしてください。大事な体です。




今回は以上になります。よい週末を^^





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