こんばんは^^朝から気持ちよく晴れていましたが、急に夕方くらいから曇り…。期待していたスーパームーン皆既月食が見られませんでした。
さて、今回のブログは「関節痛の原因の多くは体の弱りと老化、そして肥満」という内容をご紹介して行こうと思います。
皆さん関節痛などありませんか?
一言で関節痛といっても肩痛、腰痛、ひざ痛、頸椎の痛み、腱鞘炎など様々な部位の痛みがあります。
その関節痛の原因ってなんだか分かりますか?
漢方医学的に考えると、関節痛はほぼ体の弱りが原因で発生する「虚証」になります。体がしっかりエネルギーで充填されていて新陳代謝が活発であれば、関節に炎症や変形が起きても治りますが、心身が弱っていると治せなくなるので、慢性的な痛みとなって我々を苦しめます。
関節には常に負荷が
関節には常に負荷が掛かっています。膝や腰には体重の全てが乗っかっており、更に動くことによっても負荷がかかっています。その他、パソコンや物書きをする人は手や肩の関節、顔をよく動かす人は頸椎など、よく使う関節には常に負荷が掛かっています。
なので、その部位には常に炎症が起きており、更に摩耗されています。誰も修理せずに放置していれば、ドアの丁番のように錆びて朽ち果ててしまいます。
しかし、人間には自然治癒力というものがあります。常に新鮮な血液が関節に流れ込み、血液に含まれる栄養素によって修理されています。
心身が弱っているとこの修理がうまくなされません。血液中に修理物質が少ない状態となっていることにプラスして、関節を支える筋肉に力が入らないので関節の負荷が増えて痛みが増強されます。
また、肥満があると腰及び膝への負荷が増えるので、更に損傷しやすくなります。
ダイエットや老化、過労、ストレスが虚証の原因に
✅虚証の原因になること
老化
更年期
ダイエット
栄養の偏り
過度の飲酒
長期に渡るストレス
過労
性生活過多
睡眠不足
過度の運動
先天的体質
これらが主な原因になります。先ほど申し上げましたが、関節というのは常に負荷が掛かっているので、炎症や摩耗が生じています。よって、随時、血液中に含まれる栄養素によって補修されなければなりません。
虚証になっていると、血液中に補修作用のある栄養素が足りなくなるので、関節の状態が万全ではなくなり、それが痛みとなって出てきます。
改善は体の状態を改善すること、そして関節への負荷を減らすこと
改善するためには、先ほど挙げた中で自分で改善できる項目を改善するようにします。そうした上で、老化などどうしようもない場合には漢方薬の手助けを借りるようにします。
✅関節の修復を促進させる作用のある漢方薬
六味丸
八味地黄丸
杞菊地黄丸
知柏時黄丸
田七人参
牛車腎気丸
鹿茸末
✅栄養の吸収及び代謝を改善する漢方薬
人参養栄湯
帰脾湯
十全大補湯
麦味参顆粒
補中益気湯
シベリア霊芝
冬虫夏草
✅痛みの原因となる炎症を改善する漢方薬
ケアピローサ
桂枝加令朮附湯
麻杏ヨク甘湯
真武湯
独活寄生湯
疎経活血湯
などを利用すると共に、栄養価の高いたんぱく質(肉・魚・卵・豆類・乳製品など)や抗酸化物質(ビタミンA・C・B群・E・D)や緑黄色野菜、果物などをしっかり摂るようにします。また、骨を強くするためにビタミンDの合成を高める日光浴や魚介類の摂取に気を使うようにします。
最後に関節への負担を減らすために適切な体重および、休養時間の確保、強い負荷をかけないなどもしっかり行うようにします。
慢性的な関節痛でお悩みの方はぜひみやわきまでご相談くださいませ。
ご相談は直接お越しになる以外にも、お電話、メール、LINEなどで対応しております。ぜひお気軽にご利用くださいませ。 TEL 0299-82-6897(お電話の場合はすぐに対応出来ない場合があります。予めご了承くださいませ) mail miyawaki-kenkou@amber.plala.or.jp LINEはホーム→友だち→公式アカウント→「みやわき健康薬局」で検索してメッセージ下さいませ
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