こんばんは^^寒くなると見せかけて寒くならないという絶妙な気温バランスを保っていると感じる今日この頃です。が、明日から(明日は最低気温16℃、あさっては13℃)と、一気に気温が下がるという予報が出ているので注意しましょう。
さて、今日は、頭を使い続けるのにも「体力が必要」という話というお題で書き進めていこうと思います。
皆さん頭使うと疲れませんか? もしくは疲れていると頭がまわらなくないですか?
実はそれ必然なんです。
頭を使い続けるのに体力が必要な理由
脳が疲れている状態というのは、脳が酷使されて活性酸素が大量にたまっている状態です。要するに過剰労働によって大量の代謝副産物が運搬されずにたまった状態となっており、その疲労物質が脳の機能を抑制させて、脳の疲れはもちろん、全身の疲れの原因になっています。
なぜ脳だけなのに体も疲れるの?という疑問があります。
✅その理由
脳は全身の司令塔となっているから
脳が疲れることにより自律神経の働きも低下するから
脳を休めさせようという指令が全身にも伝わるから
では、体力が十分にあることによって脳の疲れを抑制することは可能なのでしょうか?
それは可能です。
✅何故かというと
体を鍛えて十分な体力があるということはイコール活性酸素を消去する能力が高い
活性酸素を除去する→脳疲労を低減できる
体全体で疲労からのリカバリー能力が向上している
などの理由があるからです。
体力という言葉より「普段より体を適当に鍛えていて、心身の疲労を回復させる能力が高い状態」といった方がしっくりきます。
もちろん、その能力を発揮するにはしっかり休み体力を充実させることが大事になりますが。
タフな脳を手に入れるには運動は必須なのか?
これはほぼ正解です。が、「人並み外れたアスリート並みの強靭な体力までは必要はない」です。
普通にマラソン30分毎日できるくらいの体力があれば、タフな脳を手に入れるに十分です。
実際にはフィジカル的要素よりも「疲れをためない」ことが大事になります。
規則正しい生活を送る
十分な睡眠
バランスの取れた食事
適切なストレスケア
社会とかかわりを持つ
友人や家族と適切な関係を持つ
酒やタバコなど体に悪いものは排除する
などを意識して、なるべく心身を健全な状態に置くことがタフな脳を維持していくことで大事になります。
実際に脳の機能を低下させること
実際に脳の機能を低下させるのは
喫煙
深酒
脂質異常症
糖尿病
脳への強い刺激
脳血管障害
不眠(眠りが悪い・いびきなど)
孤独
過労
運動不足
ストレス
飽和脂肪酸の取りすぎ
不適切な薬の影響
などといわれています。
これらを見ると分かると思いますが、脳は
エネルギー過剰を嫌う
エネルギー不足を嫌う
過労を嫌う
運動不足を嫌う
過剰な刺激を嫌う
刺激が不足しすぎるのも嫌う
ということが分かります。
要するに「ちょうどいい塩梅が好き」といういことになります。
このいい塩梅が先ほど挙げた、疲れをためないで心身を健全な状態に保つことが大事だということになります。
実際に私も深酒していた時は
実際に私も心の病気になったことがあるのですが、その時は
深酒
強烈なストレス
過剰労働
不眠
の状態が2年くらい続いたのちに心身のバランスを崩しました。
ストレスだけで体を壊すという考え方がありますが、実際にはストレスによって脳の機能が低下し、結果、ストレス耐性が低下→自律神経の破綻→結果、精神疾患が発症するというのが正しいと思います。
脳の健全さを維持していくには
脳の健全さを維持していくには、「自分のキャパを超えないようにする」ことが大事になります。このキャパに基準の一つになるのが「飽き」です。
いつもはいろいろなことに集中できるのに、ある時急に「飽きて集中できない」って時ないですか?
何となくじっとしていられない
外の空気を吸いたくなる
ぼーっとして集中できない
理解できるはずの文字を見てもしばらく理解できないことがある
何かを考えるのはめんどうになる
人と話をするのが億劫
楽しかったこと、興味があったことに対して熱意がなくなる
などの「飽き」は脳が疲れているサインです。
そしてその疲れを無視して酷使を続けていると、脳の疲労が強くなり、ふつうの生活が困難になる(精神疾患など)ほどの機能低下を引き起こしてしまいます。
例えば受験勉強など
個々で燃え尽きてしまっても構わない!というほど大事なことならいいですが、一方でずっと続く仕事のような出口のない疲れは、要所要所で疲れをリセットしていくことが大事だと思います。
幸いにして日本にはGWや正月、盆休みなどの長期休暇があります。 ここを上手に利用して脳の疲れをリセットする、又は週末の2日間を有効に生かすなど、普段より脳の疲れをいやすことを意識して生活する、というレベルに現代人は達していると私は思います。
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