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みやわき健康薬局  宮脇 崇

食事で花粉症の症状を緩和させる方法

こんばんは^^今日は朝から寒く無かったですか?昨日までの春はいずこへ?という感じでしたよね。



さて、本日は「食事で花粉症の症状を緩和させる方法」というお題でブログを書いていこうと思います。


皆さん花粉の影響はいかがですか?

私は全く大丈夫ですが、花粉症の方は辛い!今年は多い!と声を訴えておられます。それもそのはず、今年の花粉の飛散量は過去10年で最も多い(環境省発表)という発表がなされています。


このように花粉の飛散量が多い時はアレルゲンが多くなるということなので、炎症反応が強く出るようになります。なので、目の痒みやのどの痛み、肌の痒み、鼻づまり、副鼻腔炎といった症状が出るようになります。軽微なアレルギー反応であれば軽い鼻水やくしゃみで終わりますが、炎症がひどくなると痒みや痛みといった症状が強く出るようになります。肌も赤く腫れあがります。




この春のアレルギーは食事で緩和させることができる

免疫細胞のメンバーである制御性T細胞が少ないと、過剰な免疫反応を起こすメンバーを抑えきれず、アレルギーが発症してしまうことが分かっています。


この制御性T細胞は腸内の善玉菌が出す酪酸という物質が増やしているので、食生活が乱れて腸内環境が悪くなると、必然的に善玉菌が減少してしまい制御性T細胞の数が減少し、結果的にアレルギーが出やすくなるという状況が作り出されます。


更に、糖質を摂り過ぎていると、血糖値の変動が激しくなるのですが、その血糖値の乱高下を安定させるために、コルチゾールという副腎皮質ホルモンが分泌されます。コルチゾールが分泌される副腎にはアレルギー反応を抑制させるという働きもあるので、糖質の摂りすぎによって酷使されてしまうと、アレルギーを抑えるという働きが疎かとなってしまい症状が強く出るようになります。


また、消化の悪いものを摂ったり、暴飲暴食が常になっていると、常に胃腸が動いている状態となり、よって身体の血液や免疫細胞が胃腸周辺に集中するようになります。それにより肌粘膜の機能が低下することや、副交感神経が優位になるので、肌粘膜や筋肉が緩みやすくなる→肌粘膜のヒスタミン量が増えることなどによりアレルギー反応が出やすくなる及びアレルギー反応が強く出るようになるようになります。


以上、胃腸の状態の良し悪しによって

✅腸内環境が乱れる→アレルギー反応を制御できなくなる

✅副腎皮質ホルモンの分泌に問題が発生→炎症が抑制されにくくなる

✅肌が弱くなる、肌粘膜が緩む→アレルギーが出やすくなる&ひどくなる

という問題が発生し、それがアレルギー症状を悪化させます。




よって、食事の内容が大事になる

  • 消化の良くない甘いものや脂っこいものの過食はしない

  • 消化の良くない肉類の過食はしない

  • 炎症を助長させる脂質を多く含む加工食品(菓子類やファーストフード、冷凍食品など)

  • 炎症を助長させるアルコールは控えよう

  • トマト、スイカ、メロンなどはアレルギーを誘発するので控えよう

  • 暴飲暴食をしないで腹八分目とする

  • よく咀嚼して飲み込むようにする

  • 胃腸の掃除をしてくれる(環境を良好にする)食物繊維(きのこ類、ゴボウ、海藻、レンコンなど)をしっかり摂る

  • 免疫を向上させる豆類やキノコ類を積極的に摂る

  • アレルギーを抑制する働きのある青魚を適度に食べる

  • 炎症を抑制する緑茶を適度に摂る


以上を守ることでかなりアレルギーは低減されると思います。また、普段より適度に運動して心肺機能を鍛えることも大事になりますね。それでも遺伝などで効果を得ることができない場合もあるので、そのような時は無理せずに薬を服用してあまり花粉に暴露しないようにしてください。


それではよい週末を。





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