こんばんは^^朝から気持ちのいい爽やかな春の陽気となりました鹿嶋市です。5月の穏やかな晴れの日は本当に過ごしやすいですね。
さて、今回は「食欲あるけどあまり入らない、食後なのにすぐに食べたくなるという時に考えた方がいいこと」というお題でブログを書いて行こうと思います。
皆さん、「食欲があるけど食べれない」「食べた直後なのにまた食べたくなる」という時ってありませんか?これらがある時は注意が必要です。なぜかというと、胃壁に問題が発生している可能性があるからです。
胃壁に問題があると「食欲と胃腸」のアンバランスが引き起こされる
普通は食欲があればしっかり食べることができますよね?
しっかり食べた後なのにすぐにお腹が空くっておかしいですよね?
お腹が空いた感じがしたのに食べたら食べれないっておかしくないですか?
このように「違和感」がある時というのは胃腸に問題が発生している可能性が高いです。
可能性が高いのは「胃壁が傷ついている」、「軽い炎症を起こしている」という症状。
胃壁に問題が発生していると、その問題によって胃壁が刺激されてお腹が空いていないのに仮の食欲が出ることがあります。お腹が空いていつもならしっかり食べることができるのに、胃壁の問題によって胃腸の機能が低下しているので食べられない…という状況が作り出されます。
なぜ胃壁に炎症などの問題が発生しているのか、それは
暴飲暴食
ストレス
消化不良
冷たいものの過剰摂取
甘いものの過剰摂取
塩辛いものの過剰摂取
辛いものの過剰摂取
飲酒や喫煙
脂っこいものの過剰摂取
胃腸の機能低下
老化
寝不足
こころのアンバランス
などがあります。多いのはストレスと暴飲暴食ですね。
放置するとひどくなるので注意が必要
当然ですが、放置してしまうと悪化することがあります。
特に食後なのに変な食欲がある場合に、いざ食べてみるとあまり食べることができない、ここで食べるのをやめる場合は悪化しませんが、体は嫌がっているのに無理やり食べてしまう。胃腸に違和感を感じているのに冷たい飲み物をいつも通り飲んでしまう&脂っこいものや味の濃いものを食べてしまうなどがあると、胃腸に負担がかかってしまい更に状態が悪化してしまいます。
悪化させてしまうと、当然のことながら戻るまでに時間がかかります。軽い胃腸の弱り程度であれば1週間程度で戻るものの、悪化させてしまうと1~2か月戻らない…ということもあります。
胃壁が傷ついているが故に胃腸に違和感が発生している時は
食事の味は薄味で
食事は熱を通したものとする
食事はよく噛んで腹八分目
香辛料やカフェイン、アルコールなどの刺激物は少な目に
ストレスから遠ざかる
十分な休養と睡眠
飲み物は常温以上の温度で
アイスなどの冷たいものはNG
水分の一気飲みはしない
などを心がけると共に各種症状と体質にあった漢方薬を服用するようにします。暴飲暴食にはインチン高湯、冷えには人参湯や安中散、ストレスには柴胡疎肝湯、消化不良には平胃散などのように使い分けます(原因や種類はもっとたくさんあります)。
不快症状が出たら素直に従うことが大事
身体というのは調子を崩している時、バランスが崩れた時に必ず「サイン」を出します。特に病魔の入り口である肺や胃腸に問題がある時は強い不快症状が出ます。サインが出た時は素直に従うようにしましょう。食事の質や量に注意して、休養を増やすようにします。飲んでいるサプリや薬などの見直しも必要になるでしょう。運動などをしている場合には、負荷が自分に合っているのか確認しましょう。このように様々な面から見つめ直し改善することでバランスを整えていくことができます。分からない時は漢方薬局にご相談くださるのも手です。
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